コアガードの草分け的な存在 レースで培ったノウハウを投入

掲載日:2011年12月06日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

Photo/前川健彦  Report/大屋雄一  記事提供/ロードライダー編集部

ラジエーターやオイルクーラーが飛び石などで損傷するのを防ぐパーツがコアガード。そして、アフターマーケットでこのアイテムの草分け的存在と言えば、エッチングファクトリーだ。そもそも同ブランド名は、金属加工のエッチングに由来する。レーザー加工ともプレス加工とも異なり、薬剤で金属を溶かすという、にわかに想像しがたい方法で作られるのだ。

材料はステンレス(SUS304)で、従来は0・5mm厚だったが、現在は強度を重視して0・8mm厚にアップ。メッシュのデザインは、フロントタイヤからの飛び石が集中するセンターは目を細かくし、サイドは冷却効率を高めるために粗くするなど、部分ごとに網目を変えてある。竹見代表自らが鈴鹿8耐を始めとしたレース活動に積極的で、そこで得た技術をダイレクトに反映しているのだ。

ドレスアップ要素と実用性を見事に両立したコアガード。豊富なラインナップも魅力のひとつだ。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/エッチングファクトリー
  • 販売元/冨士精密工業
  • 製品名/ステンレスハニカムメッシュコアガード
  • 適合車種/CB1300/400SF、YZF-R1/R6、ハヤブサ1300、ZX-12R/10Rなど ※国内外の主力スポーツモデル向けを幅広くラインナップ
  • 素材/SUS304(ステンレス鋼)
  • カラー/エンブレムは黒、赤、青、緑、黄から選べる
  • 価格/9975円~2万9925円

[ DETAILS ]

さびにくさと粘り強さを兼ね備えた高級ステンレス(SUS304)の1枚プレートから作られる、エッチングファクトリーのコアガード。ハニカムメッシュはセンターとサイドで目の粗さを変えることで、保護性能と冷却性能をうまく両立。加工途中で研磨処理される

ステーも同じプレートから折り曲げ加工によって作られる。なお、外枠のエンブレムは、計5色から選択可能

写真のハヤブサ1300用など、オイルクーラー用がセットとして販売されているものも。ドゥカティの一部機種では、これらが別売りとなるものもある

[ お問い合わせ ]

電話/06-6721-1519
〒577-0823 大阪府東大阪市金岡3-22-32

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