シンプソンと言えばやはりこれ 見た目も中身も大幅に進化した

掲載日:2011年11月29日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

Photo/前川健彦  Report/大屋雄一  記事提供/ロードライダー編集部

日本人の頭型に合ったシンプソンのヘルメットを生産、日本へと輸出しているカナダのノリックスプロジェクト。これまでにスピードウェイRX10やダイアモンドバックなど、個性的なモデルを次々とリリースしてきた同社が、ついにこの夏“本命”を発売した。

シンプソンのヘルメットと聞いて、まず思い浮かぶ名前がこのスーパーバンディットだろう。実はこれまでに何度かモデルチェンジを受けている。日本のSG規格を初めてクリアして販売されたのがSB7というモデルで、その後は9→11と進化し、今回発売されたのが13である。新しいSGに対応するために視野や保護範囲を変更し、さらにスーパーバンディットらしいフォルムを残しながら、ノーズラインやシールドラインを際立たせ、より“らしさ”を強調している点はさすがだ。内装は、RX10などで好評だった低反発クッション+クールマックスの組み合わせで、ネックパッドを3分割としてヘルメットの脱着を容易にするなど、大幅に進化している。

周囲を威圧するフォルムでありながら、かぶり心地は優しく、サイズも6種類ラインナップするなど非常に親切だ。これを待っていたファンは早めにゲットせよ。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/シンプソン
  • 販売元/ノリックスプロジェクト
  • 製品名/スーパーバンディット13
  • 規格/SG(全排気量対応)
  • サイズ/57、58、59、60、61、62(cm)
  • カラー/ホワイト、ブラック、マットブラック
  • 価格/3万9900円

[ DETAILS ]

チンガードのノーズラインは従来モデルよりも際立っており、スーパーバンディットらしさがさらに強調される

シールドは、ノリックスプロジェクトが独自に開発したフリーストップという開閉システムを採用。ノートパソコンのように任意の角度で止まるのが特徴で、2万回の開閉テストもクリア

帽体はガラス繊維を含有した複合素材で作られている。転倒時に引っ掛かりにくいデザインとして安全性を確保

RX10やダイアモンドバックのネックパッドはワンピースなのに対して、このモデルは3分割として脱着を容易に

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