カワサキ ニンジャ250SL
カワサキ ニンジャ250SL

カワサキ ニンジャ250SL – 定評ニンジャ250に加わった単気筒モデル

掲載日:2015年03月16日 試乗インプレ・レビュー    

レポート/和歌山 利宏  写真/渕本 智信  記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はカスタムNo.1マガジン『ロードライダー』の人気企画『New Model Impression』を再編集したものです

カワサキ ニンジャ250SLの詳細写真

エンジンはKLX250用をベースとするが、11.0から11.3に高圧縮比化。また、ピストン、ピストンピン、コンロッドを軽量化するなどして、KLXの24ps/9000rpmに対し、250SLでは28ps/9700rpmへと高回転高出力化が図られる。燃料噴射式でスロットルボディ径はφ38mm。トラスフレームはメインチューブにφ31.8mm径の高張力鋼管を用いながら、各部のパイプ径を最適化し、剛性バランスを追及したもの。また、ヘッドパイプは長さを2気筒モデルから20mm短い170mmとしている

フロントフォークはφ37mm径の正立型。ブレーキは片押しの2ピストンキャリパーと花弁型φ290mmシングルディスクの組み合わせだ

チェーンカバーのデザイン処理が、スチール製スイングアームをトラス構造に見せている。また、チェーンカバーとフェンダーは一体構造である。リヤブレーキにもフロントと同じく片押し2ピストンキャリパーが奢られ、ディスク径はφ220mm。前後のホイールデザインは2気筒モデルのニンジャ250に準ずるが、リヤホイールは500gも軽い

リヤサスはユニトラックと呼ばれるボトムリンク式を採用する。ユニットは、ストローク60mmで、5段階プリロード調整機構も備える

メーターパネルは液晶パネルだけのシンプルな構成だが、多機能でデジタル式速度計、バーコード式回転計などを備える

燃料タンクのデザインは、スリムながらボリュームを感じさせる。容量は11Lだが航続距離は十分。ハンドル切れ角は36度と大きい

シートは大型の上級車を思わせるダブルタイプで、タンデムも可能

ボディワークはニンジャらしい。ミラーは折り畳み機能付きだ

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