ホンダ CB650F – 次世代『CB』への期待を担いホンダの“直４らしさ”を追求

ホンダ CB650Fの詳細写真

新開発の水冷４ストロークDOHC4バルブ直列４気筒650ccエンジンは、スロットルボディ角度の最適化などによりコンパクト化。オーバーラップ量を極力少なく、エアファンネル最小内径を絞ることで中速域のスムーズな加速を、エキゾーストパイプの管長の最適化により低回転域でも力強いトルク特性を実現。

フロントブレーキはφ320mm大径ダブルディスクに２ポットキャリパーを組み合わせて最適な制動力を確保。フロントサスペンションにはインナーチューブ径φ41mm、ストローク120mmの正立式テレスコピックタイプを採用。ソフトでコシのある乗り心地とスポーツ走行での接地感を両立。

リアブレーキはφ240mmディスクに1ポットキャリパーを装備。前後ともウェーブディスクを採用し、放熱性を向上。ホイールには中空断面構造の軽量なY字型６本スポークタイプを採用し、しなやかで軽快なハンドリングに貢献。

リアサスペンションをシート直下に設置することで、スイングアームピボット下部にマフラーをレイアウトし、マス集中化に貢献。７段階プリロードアジャスターを装備。

軽量でありながらスポーツ走行にも耐える十分な剛性を確保した、楕円断面形状のスチール製ツインチューブフレームを採用。適度なしなりにより、変化する路面にレスポンスよく柔軟に反応し、路面状況をライダーに伝えるメリットがある。

ショートマフラーを車体センター下部に配置することでマス集中化を図るとともに、直４らしいエキゾーストサウンドも追求。集合部はプレス成型部品によるモナカ構造とし、内部を整流版で仕切ることで短い経路の中に4-2-1構造のようなメリットを出している。

人車の一体感を追求し、前後長を短くしつつ17リットルのタンク容量を確保。フューエルキャップはウェーブキーを採用し、セキュリティ面を向上。

居住性を確保しながら適度な硬さとスリム形状により、快適なライディングを実現するシート。コンパクトなエンジンを前方に搭載し、シート前部の幅を抑えることで足着き性に貢献。

ギアチェンジリンク機構を採用。ステップやペダルの配置を適正化することで、軽い操作感と節度ある上質なチェンジアクションを実現。

最新のホンダ・ネイキッドシリーズに採用されているV字型ヘッドライトを採用し精悍さをアピール。ポジションランプは先進的なイメージのLEDタイプを採用。両サイドのラジエターシュラウドは機能面とともにデザイン上のアクセントにもなっている。

独特のデザインのテールランプはLEDタイプを採用し、小型でありながら十分な被視認性を確保。ウインカーも金型から起こしたオリジナルデザインを採用。

メーターは先進的イメージの二眼タイプのフル液晶表示を採用。燃料計や時計、瞬間燃費、平均燃費、燃料残量などを表示。タコメーターはデジタル速度計を取り囲むようにバーグラフで表示される。

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