

掲載日:2013年07月25日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/田宮 徹 写真/宮崎 雄司、バイクブロス・マガジンズ編集部
シリーズ3機種で共通化されている新設計エンジンは、180度位相クランクで DOHC 4バルブの 399cc 水冷並列2気筒。最高出力は 46 馬力と発表されている。このシリーズには、海外市場向けの 500 版が存在するが、エンジンの開発はあくまでも 400 主導で行われた。つまり、海外版の “お下がり” ではなく、“国内仕様でこそベストなフィーリング” となるよう設計されている。
このエンジンは、力強い出力特性を実現するために吸排気バルブの大径化を図り、エアクリーナーから吸気ポートまでをストレート化。優れた燃費性能を求めてローラーロッカーアームを採用するなど、低フリクション技術を多岐にわたって採用している。
これを搭載するフレームは、シリーズ共通で新作となる鋼管ダイヤモンド型。足まわりは、フロントにインナーチューブ径 41mm のテレスコピックタイプ、リアにプロリンクサスペンションを採用し、全体的にスポーツ性を考慮しながらも、しなやかさを損なわない設計が追求されている。
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