KTM 390 デューク – ついにシリーズ最強モデルが登場

KTM 390 デュークの詳細写真

125や200と共通デザインのフロントマスク。上下２灯のヘッドライトは上がメインで下がポジション。390はヘッドライトカバー左右にグラフィックが入る。

オフロードコンペモデルで培った技術が投入された、コンパクトな水冷４ストローク単気筒DOHC４バルブ375ccエンジンを、KTM伝統の軽量カーボンスチール・チューブラートラスフレームに搭載。

フロントブレーキはブレンボがOEM製造している『BYBRE』製で、φ300mmシングルディスク＋ラジアルマウントキャリパーの組み合わせ。ボッシュ製9MB 2チャンネルABSを標準装備。

リアブレーキもBYBRE製でφ230mmディスクとの組み合わせ。10本スポークタイプの鍛造アルミホイールを採用。KTMオレンジのホイールカラーは専用で、タイヤも390専用のスポルテックM5を装備。

前後サスペンションはWP製。リア側はリンクのないダイレクトマウントタイプのモノショックを採用。フロントフォークはφ43mm倒立タイプで調整機構は持たない。125、200とはバネレートや内部構造が若干異なる。

スイングアームは軽量高剛性のアルミダイキャスト製。内側のリブを積極的に見せるデザインがユニークだ。

KTM独特の切れるようなエッジの効いたデザイン。燃料タンクに見えるのは実は樹脂製カバーで、この中に本当の一体成型タンクが収まる構造になっている。容量は11リットル。

シート高800mmだが絞り込まれたデザインにより足着きは良好。シートまわりはメインフレームと一体型のサブフレームに支えられた堅牢な作りとなっている。

メインキーでリアシートの取り外しが可能だが、収納スペースはほとんどない。グラブバーはアルミ製でかなりしっかりした作り。タンデムでは重宝するはずだ。

フットレストに使われるパーツはすべてアルミ製。ステップホルダーやヒールプレート、ペダルなどの機能性パーツもすべてデザインされていて質感も高い。車体下側にはコンパクトなステンレス製エキゾーストを配置。

ベリーパン”と呼ばれるアンダーガード。200と比べるとエンジンサイズに合わせて少し大型化され、グラフィックも専用となっている。

デジタル表示の速度計とアナログ表示のタコメーター、ギアポジション、ABS、燃料などを表示。LEDバックライトを採用したイルミネーションも現代的でグレード感がある。

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