

掲載日:2010年10月21日 試乗インプレ・レビュー
ZZR1400とは趣を異にするフロントマスク。大型2灯はローとハイでセンターの小型2灯はポジションランプ。左右には控えめなラムエアダクトが見える。無段階調整式電動スクリーンを装備。
GTR専用にデザインされたマフラーはパニアケース装着を前提としたもの。ZZRの2本出しに対してこちらは右側1本出しタイプ。
タンデムを想定したダブルシートはZZRに比べると肉厚で座面も大きく本格的な作り。トップケースは持たないが多目的に使えるリヤキャリアを標準装備。
フルフェイスヘルメットも楽々収納できる、片側10kgまで積載可能なパニアケースを標準装備。ケースの開閉および着脱もレバーでワンタッチだ。
ZZR同様ペータルタイプのダブルディスクとラジアルマウントキャリパーの組み合わせ。前後ブレーキに理想的な制動配分を行うK-ACT ABS(カワサキ・アドバンスド・コアクティブブレーキング・テクノロジー・ABS)を装備。
シャフトドライブ特有のテールリフトを抑えるテトラレバーリヤサスペンションを搭載。BMW等と異なり左右にアームを持つのが特徴だ。
リヤサスには油圧リモート式プリロードアジャスターを採用。タンデムライドや荷物を積載する機会の多いツアラーには嬉しい装備だ。伸び側減衰も調整可能。
フロントフォークはプリロードと伸び側減衰が調整可能。ダンパー用アジャスターは指で回せるダイヤル式になっている。
ZZRと同様、液晶表示の大型マルチディスプレイを装備。走行距離、ツイントリップ、電圧、平均燃費、瞬間燃費などの他、タイヤ空気圧、エコライドモードなどを表示。
無段階調整式のグリップヒーターを標準装備。本場ヨーロッパ向けの装備だが、日本の冬ならウインターグローブ無しで過ごせるぐらい効く。
左側のスイッチボックスでモード操作を集中管理。メーター表示、電動スクリーン、K-ACTの連動レベル、後輪の空転を感知しエンジン出力を制御するいわゆるトラコン、KTRC(カワサキ・トラクション・コントロール)などをコントロール。
通常のキーを使わずエンジン始動可能な電気式キー認証システムを採用。フューエルキャップ開閉とパニアケースロック用の通常タイプのキーも内蔵。
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