構成／バイクブロス・マガジンズ編集部
写真／磯部孝夫
取材協力／福田モーター商会
モトグッツィ ステルビオ – 峠生まれのイタリアン・マルチパーパス
掲載日：2008年12月14日 試乗インプレ・レビュー
モトグッツィ ステルビオの詳細
イタリアらしいデザインのメーターは、ホワイト基調で視認性は良好。平均速度、最高速度、燃費などを記録する機能も搭載する。速度はデジタル数字で表示される。
セパレートタイプのシートは内部ステーの調節によりシート高を2段階（840/820mm）変化させられる構造。クッションは固めで、長距離走行の際に疲労しにくい設定。
大型バッグはもちろんのことトップケース固定の際にベースとなる大型キャリア。欲をいえば折りたたみ式になっていたらもっと使い勝手がよかった。
フロントホイールはジャイロ効果の高い19インチを採用。スポークながらチューブレスタイヤ装着可能だ。ブレーキはブレンボ製4ポッドをラジアルマウント。
リアサスペンションはBOGE製フルアジャスタブルで、プリロードは大きなダイヤルで簡単に調整できる。ストロークは155mmを確保している。
片持ちのスイングアームは、シャフトドライブ特有のリフトアップを抑制するCa.R.Cを装備。
グリーゾに続いて1気筒あたり4バルブのOHCエンジン『クワトロバルボーレ』を搭載。低中回転の常用域に重点をおいたチューンを施された。
らせん構造を持つ三元キャタライザー内蔵マフラーはかなり大型。エキゾーストはツインらしい低音を残しつつ、耳障りな高音をうまく抑制している。
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