ヤマハ XJR400R
ヤマハ XJR400R

ヤマハ XJR400R – 唐突さがないジェントルなキャラクター

掲載日:2007年07月11日 試乗インプレ・レビュー    

「空冷最速」を照準にして開発された
上質な作りを持つスポーツネイキッド

1993年に登場した「XJR400」。中型ネイキッドの中では後発の部類にあたるこのマシンは、ヤマハの並列4気筒エンジンを積む名車「XJ」シリーズをほうふつさせるデザイン、400ccというクラスを超えた堂々たる車格で一躍人気を得た。

ヤマハ XJR400Rの画像

“空冷最速”ネイキッドを照準に開発されたこのXJR400は、新設計の空冷DOHC4バルブエンジンやシャシー各部の作りこみなど、ヤマハのネイキッドとしてのオリジナリティを世間に知らしめたといえる。また2年後の1995年にはエンジン性能に磨きをかけ、オーリンズのリヤサスペンション、ブレンボのフロントブレーキキャリパーといった世界の逸品を装備した「XJR400R」が誕生。1998年にタンク容量を20Lにし、2001年に250点にも及ぶパーツを見直した大幅なマイナーチェンジを敢行。性能とクオリティがグッと向上した。XJRはデビュー当初より上質な塗装と細部の作り込みが素晴らしいバイクだったが、これらがさらにパワーアップしたといったところだろうか。

ヤマハ XJR400Rの特徴は次ページにて

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