ホンダ GB350C(2024)

掲載日:2024年10月28日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ホンダ GB350C(2024)
HONDA GB350C(2024)

フォークカバーやフェンダーで重厚感を演出
GB350のクラシックスタイル版が登場

GB350Cは、ロー&ワイドを強調したクラシカルなロードスポーツモデルです。GB350をベースに、車体と同色のフロントフォークカバーとディープフェンダーで重厚感を演出、マフラーには水平基調のデザインを採用しています。またスタイリングは、クロームメッキを施したヘッドライトカバーから新形状の燃料タンク、そしてセパレートタイプのシートやサイドカバーへと、リアに向かってなだらかに傾斜したプロポーションを作ります。

エンジンは、心地よい鼓動感と力強さが持ち前の空冷単気筒です。最高出力15kW(20PS)/5,500rpm、最大トルクは29Nm/3,000rpm、後輪のスリップを感知して駆動力を制御するHSTC(ホンダ・セレクタブル・トルク・コントロール)も装備します。クラッチには、レバーの操作荷重を低減するとともにシフトダウン時のショックをやわらげるアシスト&スリッパークラッチを採用。シフトペダルは、かかとでもシフトアップできるシーソータイプです。

車体骨格はスチールパイプ製のセミダブルクレードルフレームです。しなやかで安心感のある乗り味を提供します。車両重量は186kg、シート高は800mm、足元には軽快なデザインの14本Y字型スポークホイールを採用。ブレーキは前後ともにディスク式で、GB専用セッティングのABSも装備。また、急ブレーキの際にハザードランプを高速点滅させ、いち早く後続車に伝えるエマージェンシーストップシグナルも採用しています。

ヘッドランプやテールランプ、ウインカーなどの灯火類はすべてLEDです。アナログの速度計と液晶ディスプレイ、各種インジケーターで構成するメーターは、リング部分にクロームメッキを施したほか、文字盤にはクラシカルな書体を採用。車体カラーは「プコブルー」と「ガンメタルブラックメタリック」の2種類を用意。いずれも同車にふさわしいシックな調色です。車両価格は消費税10%込みで66万8,800円、2024年10月10日の発売です。

ホンダ GB350Cのここがポイント!
  • ● ロー&ワイドを強調したクラシカルなスタイリング
  • ● 鼓動感と力強さが魅力の空冷単気筒エンジン
  • ● しなやかで安心感のあるスチールパイプ製フレーム

ホンダ GB350Cのライバルはこれだ!

  • ロイヤルエンフィールド
    クラシック350

    クラシカルな車体に最高出力14.9kWの空冷単気筒を搭載。車両重量195kg、消費税10%込みで69万4,100円~。日本仕様はタンデムシートが標準装備。

  • トライアンフ
    スピード400

    最新テクノロジーを投入した水冷単気筒を搭載するモダンクラシックモデル。最高出力29.4kW、車両重量170kg。消費税10%込みで72万9,000円。

  • ホンダ
    GB350

    シンプルな車体構成とトラディショナルな外観を採用、スッキリとした印象のベーシックモデル。車両重量179kg、価格は消費税10%込みで56万1,000円。


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