ヤマハ XMAX ABS(2022)

掲載日:2022年09月27日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

YAMAHA XMAX ABS(2022)
YAMAHA XMAX ABS(2022)

4種類の新しい車体色が登場
MAXシリーズの250スクーター

XMAXは、上質なスタイリングと機敏で軽快な走行性能を持つ250ccクラスのスポーツスクーターです。2018年に発売となり、2021年にはマイナーチェンジで現在の排ガス規制に対応、2022年9月の最新モデルでは車体色のラインナップが更新となりました。新しいカラーバリエーションは、継続販売となるマットダークグレーに加え、新色としてマットダークグリーン、マットブルー、レッド、ホワイトの4種類を用意。計5色での展開です。

パワーユニットは、優れた加速性能と環境性能を併せ持つ水冷単気筒のブルーコアエンジンを搭載。最高出力は17kW(23PS)/7,000rpmを発生、燃料消費率は60km/h定地燃費値(2名乗車時)で41.2km/L、WMTCモード値(1名乗車時)でも33.8km/Lです。また運転をサポートする機能のひとつとしてトラクションコントロールシステムも採用、発進や加速の際に後輪の空転の兆候を検知すると点火時期と燃料噴射量で統合的に制御します。

車体骨格には、強度と剛性をバランスすると同時に軽量化も図ったフレームを採用。車両重量は179kgと比較的軽量です。フロントのサスペンションにはしっかりとしたモーターサイクルタイプのフォークを装備、リアサスペンションは5段階のスプリングプリロード調整機構付きを採用。軽快で自然なハンドリングに仕上がっています。またハンドルは、ホルダー取り付け位置の変更で20mm後方に移設が可能。ウインドシールドも取り付け位置の変更で50mm上側に移動できます。

計器盤のスピードメーターと回転計の間には、LCDマルチファンクションディスプレイを設置。燃費や平均車速なども表示することが可能です。シート下には容量45Lのトランクスペースを用意。フロントには手袋など小物を収納できるトランクが左右に付き、その左側には12V電源のDCジャックも装備。そのほか便利なスマートキーも採用しています。車両のメーカー希望小売価格は、消費税10%込みで65万4,500円です。

ヤマハ XMAX ABSのここがポイント!
  • ● 4種類の新色を含む計5種類のカラーバリエーション
  • ● スポーティーに走れるしっかりとした車体構造
  • ● 加速性能と環境性能に優れるブルーコアエンジン

ヤマハ XMAX ABSのライバルはこれだ!

  • ホンダ
    フォルツァ

    シティーコミューターとして人気のスタイリッシュなスクーター。249ccの水冷単気筒を搭載。最高出力17kW、車両重量は186kg。消費税10%込みで65万8,900円。

  • スズキ
    バーグマン200 ABS

    199ccの水冷単気筒を搭載するコンパクトな軽二輪スクーター。最高出力13kW、車両重量165kg。シート下にヘルメット2つを収納可能。消費税10%込みで57万1,340円。

  • ヤマハ
    NMAX155 ABS

    お手軽サイズの車体とリラックスできる乗車姿勢が魅力の155ccスクーター。最高出力11kW、車両重量は131kg。消費税10%込みで40万7,000円。


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