ヤマハ NMAX155

掲載日:2017年06月06日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ヤマハ NMAX155の画像
YAMAHA NMAX155

ブルーコアエンジン搭載のNMAXに
高速道路も走れる155cc版が登場

存在感のあるスタイリングが魅力のボディに、走行性能と環境性能を高めた155ccのブルーコアエンジンを組み合わせるスポーティスクーターです。ほど良くコンパクトで取り回しやすい車体やリラックスしたライディングポジションなど125cc版NMAXにあった魅力はそのままに、排気量を増やすことで出力を向上。また高速道路を走ることが可能となり、使い方の幅も行動範囲も大きく広がりました。

ブルーコアというのは、走りの楽しさと燃費や環境性能を高次元で両立させようというヤマハのエンジン設計思想です。NMAX155に採用する水冷単気筒も効率の良い燃焼や冷却性能、ロス低減に焦点を当てて開発とセッティングを行い、その思想を具現化。アルミ鍛造のピストン、アルミ製DiASil採用のオフセットシリンダー、可変バルブタイミングシステムなども採用して燃焼効率を向上、力強い走りと良好な加速フィーリング、優れた燃費などを実現しています。

タイヤサイズはフロント110/70-13、リア130/70-13として軽快さと安定感をバランス。ブレーキは前後とも230mm径のディスクを採用。ABSも標準装備です。インストルメントは液晶タイプのマルチファンクションメーターで、白色バックライトLEDにより視認性にも優れています。シート下のトランクは容量約24Lのサイズを確保、フロントポケットには500mLのペットボトルを収納可能。そのほかメインキーには盗難抑止のシャッターを装備、燃料タンクはフロント給油口を採用するなどユーティリティにも配慮しています。

ヘッドライトはヤマハのMAXシリーズを象徴するブーメランモチーフのデザインです。光源にはLEDを採用し、ロービームは左右の2灯、ハイビーム時には中央のランプを加えて3灯が点灯します。また、リアのテール&ストップランプもにLEDを採用。シートは125cc版のNMAXと違いステッチの入ったデザインです。車体カラーはマットレッド、マットグレー、ホワイトの3種類を用意。車両の希望小売価格は税8%込みで37万8,000円となっています。

ヤマハ NMAX155のここがポイント!
  • ● LEDヘッドランプ採用の精悍なスタイリング
  • ● 可変バルブタイミングの155ccブルーコアエンジン
  • ● ABSを標準装備した安心のブレーキシステム

ヤマハ NMAX155のライバルはこれだ!

  • ホンダ
    PCX150

    耐久性、静粛性、環境性能に優れる水冷152ccのeSPエンジンを搭載したスタイリッシュスクーター。アイドリングストップ機構も採用、灯火類は全てLED。税8%込みで36万720円から。

  • ヤマハ
    マジェスティS

    排気量155ccの水冷エンジンを搭載するスポーティスクーター。最高出力は11kW、フロントブレーキには267mm径野ウェーブディスクを採用。価格は税8%込みで34万9,920円から。

  • PGO
    ティグラ150

    コンパクトな車体に12kWの水冷エンジンを搭載する台湾はPGOのスポーツスクーター。フロントブレーキには245mm径のウェーブディスクを採用する。税8%込で40万8,240円。

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