ホンダ クロスカブ50

掲載日:2019年09月25日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ホンダ クロスカブ50の画像
HONDA CROSS CUB 50

2018年モデルからクロスカブ50が追加
14インチホイール採用で足着き性も向上

クロスカブは、スーパーカブをベースとするアウトドアテイストのレジャーバイクです。2013年に最初のモデルが発売されました。その後2018年のモデルチェンジでスタイリングを一新。外観はレッグシールドを廃した軽快感のあるものとなり、ヘッドライトにはLEDを、マフラーガードはスリットの入ったデザインを採用。そのモデルチェンジと同時に、新たに発売となったのがクロスカブ50です。従来は110cc版のみだったラインナップは、クロスカブ110とクロスカブ50の2本立てとなりました。

クロスカブ50を詳しく見ていきましょう。エンジンは、スーパーカブ50にも使われているタフで静かな空冷単気筒です。最高出力は2.7kW(3.7ps)/7,500rpm、最大トルクは3.8Nm(0.39kgfm)/5,500rpmを発生。燃料消費率は30km/h定地走行で94km/Lと良好です。外観はフロントのヘッドライトガードなどで頼りがいのある雰囲気に仕上がるほか、幅広なハンドルバーがゆったりとしたライディングポジションを可能とします。

タイヤサイズはクロスカブ110の17インチに対し、クロスカブ50では14インチを採用。足着き性を良くし、取り回しも容易にしています。またクロスカブ110でマットブラック塗装となっているホイールリムも、クロスカブ50ではメッキリムを採用して軽快感をアップ。そのほかクロスカブ50には足着き性に優れたシート形状も採用。シート高はクロスカブ110より44mmも低い740mmですので小柄なライダーでも安心です。

エンジンの始動方式はセルフとキックの併用式。シフトチェンジは停車時のみロータリー式となる4段リターン式で、左手のクラッチ操作は不要です。車体後部には積載性の良いリアキャリアも標準で装備。気軽に乗り出すことができ、実用性にも優れたバイクですので、通勤や通学からレジャーまで幅広く使うことができます。クロスカブ50のメーカー希望小売価格は、消費税8%込みで29万1,600円です。車体カラーリングは、カムフラージュグリーンと、落ち着いたクラシカルホワイトの2色が用意されています。また、くまもんとコラボしたクラスカブ50・くまモンバージョンも記事掲載時にはラインナップされており、こちらの価格は消費税8%込みで30万2,400円です。

ホンダ クロスカブ50のここがポイント!
  • ● ● 街にも自然にも合うアクティブなスタイリング
  • ● ● 足着き性と取り回し性に優れた14インチタイヤ
  • ● ● タフで静かで燃費の良い空冷単気筒エンジン

ホンダ クロスカブ50のライバルはこれだ!

  • ホンダ
    スーパーカブ50

    クロスカブ50のベースとなったロングセラーのビジネスモデル。その実用性と伝統的なスタイルはパーソナルユースでも人気。価格は税8%込みで23万2,200円。

  • ホンダ
    スーパーカブ50 プロ

    フロントにバスケット、リアに大型キャリアを装備した、新聞屋さん御用達の配達バイク。その積載性能はツーリングやレジャー用途でも便利に使える。税8%込みで25万3,800円。

  • ホンダ
    クロスカブ110

    最高出力5.9kW(8.0ps)の109ccエンジンを搭載した原付二種モデル。小型AT限定以上の免許が必要になるが、走りには余裕が生まれる。税8%込みで33万4,800円。

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