掲載日:2009年12月18日 特集記事 › ライムグリーンVSトリコロール
記事提供/2009年6月1日発行 絶版バイクス1
取材協力/ホワイトハウス Phone048-465-2389
ホンダを代表する耐久レーサーの
ディティールを巧みにアレンジ
この車両のヘッドライトはオプションのHIDを装備。車検対応なのは当然だが、デザインを損なわないために削り出しのライトリムを装着してバランスを取っている。
純正メーターとトップブリッジの位置関係はノーマルと同じながら、大きなシールドの中にセットされることでコックピット感が高まる。レーサーの仕事場といった雰囲気だ。
トップブリッジにクランプを持つノーマルのバーハンドルに対して、トップブリッジ下に移動したハンドル。それでもノーマルと同じ切れ角を実現するところが技量の高さだ。
ミラーはシンプルな砲弾型。1980年代にレーサーレプリカモデルが出はじめた頃には、ステーが長すぎないこうしたミラーが多く見られた。視認性も高く実用性は優秀
フレーム本体を含めて、機能部品はすべてCB750のノーマルパーツを使用している。したがってピンスライドタイプの片押し2ポットキャリパーもCBの純正部品だ。
純正エアクリーナーを隠すサイドカバーは、FRP製が標準でカーボン製はオプション。純正サイドカバーに比べてスリムで、低いシート高と合わせて足つき性向上に寄与する。
アルミタンクに装着される燃料キャップは、純正キャップが基本で、オプションでエノットキャップが選択できる。キャップベースは純正用と同じデザインで互換性がある。
小ぶりで機能優先なシートカウルもRCB譲り。レーサーに無用なナンバープレートを付けても違和感のないデザインだ。シートを外せば、カウル内部が小物入れとなっている。
耐久ではクイックチャージ用のホースが差し込まれたが、公道用には不要。ただ、単なるデザインで終わらず、ネジ式のキャップを開けるとチケット用の小物入れなのがニクイ。
テールランプもRCB風の丸形を2個配置するが、中身は最新のLEDタイプ。ヘッドライトのHID化といい、このLEDテールといい、有効な最新技術はしっかり利用する。
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