F.T.W. SHOW 8th (2014/05/25)

掲載日:2014年05月29日 トピックス    

文・写真/STREET RIDE編集部
取材協力/F.T.W. SHOW開催事務局

朝9時に受付スタート。カスタムファンのみならずカップル、家族連れも多いF.T.W.にはアットホームな雰囲気が漂う。

九州屈指のカスタムショー
今年も盛大にパーティーオフ!

毎年、目を見張る成長を遂げる九州のカスタムシーン。その九州のホットなシーンをリアルタイムで体感できるイベントがこのF.T.W.だ。

今年で8回目を数える同イベントには、九州はおろか、1,000km以上も隔てた関東圏からも毎年名立たるショップがエントリー。また二輪のみでなく四輪に関しても錚々たる顔ぶれが揃い、会場内はまさにモーターファンにとってのパラダイスと化した空間が広がる。

そして、お楽しみは会場ばかりではない。一歩外へ足を運ぶと、駐車場には来場者のオリジナリティ溢れるバイクがずらりと並び、それがまた壮観なのだ。そんなTシャツ一枚でちょうど良いあんばいの陽気も合わさって、絶好のイベント日和となったショーの模様を早速見ていこう。

フォトTOPICS(写真点数/59枚)

女性の来場者限定でお手伝いの子供たちから、あると嬉しい「東芝LED電球」が配られた。このチョイスがまたオツです。

根強い人気を維持するニュースクール系チョッパー。EVOベースの、アグレッシブな走りを予感させるシルエットである。

手の込んだ4miniカスタムが整然と配置。乗ってるバイク問わずに、カスタム好きなら誰もが足を止める魅力的なマシンだ。

一見FLカスタムとだけで終わらせてしまいがちなスタイルだが、その実、GEE MCならではのコダワリが要所に凝縮。

タンクには純正モチーフのピンストが入り、オープンプライマリーはセル対応。オイルタンクもスキモノを唸らすチョイスだ。

ペイントワークが見事なウォンウォン系スーパーバイク。チョッパーに混じりこうしたバイクが並ぶのもF.T.W.の特徴。

ストックの旨味を引き出したKAWASAKI。前後ビレットホイールにカウルなど、シックにまとめた外観の見せ場は尽きない。

終日ピンストライパーのデモンストレーションが行われた。その場で、当日仕上げで注文できるのもこうしたイベントの魅力。

中古車販売がメインの熊本KLUB SPORTはチョッパーベースには珍しいSUZUKIを使いセブンティーズスタイルにメイク。

大分県DEFI MOTORCYCLEのスプリンガーEVO。シートポストとブルーのスキャロップペイントで個性を演出する。

鹿児島のg-spiritedが持ち込んだSRカスタム。艶消しのマットカラーとコンパクトなフォルムがストリート感を演出。

マフラーの取り回しなど、やり過ぎないギミックが効いたディテールワーク。各部の加工跡も綺麗に処理されている。

トレンドのスタイルに仕上げたSRチョッパー。中でもシートレールからつながったリア周り、シッシーバーに注目したい。

東京八王子から出展を果たしたWEDGE。去年初披露した、爽やかなカラーリングでまとめたSRは今回アワードを獲得。

気鋭の注目ショップ、熊本のLIGHT STONE MOTORCYCLESが手掛けたBSA。詳細は後日カスタムコンテンツで紹介予定。

近年のハードコアバイカーが好むセットアップのハイスピードカスタム。闇夜に輝く妖麗な光が危うい雰囲気を増幅させる。

福岡のINDIGO CUSTOM CYCLEが手掛けたストリート・カフェレーサー。秀逸なマシンバランスにスキルの高さが伺える。

スポーツをベースに外装をワンオフ。前後にビレットホイールを奢りブラックで統一するなど、その柔軟な感性が強みとなる。

海外ではなく70年代のジャパニーズカスタムの世界観を余すことなく披露。当時にタイムスリップしたかの光景が広がる。

山口のRIDE TOTAL SERVICEが出展したドラッガー。やる気のスタイルと要所に入るポップロゴのアンバランスさが面白い。

イベント等に足を運ばないと中々目にする機会のない彫金作品。どんな金属パーツにも好みのデザインで彫ってくれるそうだ。

オールドスクール全開のロングフォークショベルは鹿児島のLinerが展示。ハイバックシートのインパクトはかなりのもの。

カスタム跡を丁寧に処理したASH FACTORYのEVOカスタム。車体との相性良好なバブマフラーのチョイスが新鮮である。

ボリューミーかつコンパクト。見事なプロポーションにメイクされたリジッドショベルは熊本のJESUS CYCLEが担当。

ナロード処理されたタンクに、リアフェンダーとステーのマウント、マフラーと、細部にビルダーの手腕が発揮されたマシン。

久し振りに姿を現した大分のSatisfaction。スタイルに関してはご覧の超絶カスタムが真骨頂。完成が待ち遠しい一台だ。

会場入ってすぐの特設ゲストブース。ジャンルの違う4車種が整然と並んだそこには、一日中ご覧のような光景が見られた。

入り口正面のゲストブースには4ショップのマシンをディスプレイ。右上から時計周りに福岡STUDS、愛知Funny Custom & Service、EBIHARA(privateer)、モンキーにスーパーチャージャーを搭載したアングラ・ヒーローの植村隆夫。

若手筆頭のビルダー、KID CUSTOM FACTORYのブランニュー。労力を惜しまず丁寧にメイクしたFRISCOチョッパー。

熊本の銀屋が手掛けたSR。シルバーを基調にしたカラーやディテールに、4駆も扱うクルマ屋としての感性が現れる。

鹿児島で知らぬ人はいない存在のSWALLOWTAIL。代表作のパンヘッド2台をさらりと展示。その存在感は別格である。

オープン間もない北九州のRISE ENGINEERINGによるパンヘッド。奇をてらわず王道のスタイルにフィニッシュされた。

厳選のパーツチョイスに、スキルを全面に押し出さず綺麗にまとめ上げる処理など、今後が楽しみなショップである。

山口のGARAGE STYLE 083のサイドバルブがVIBESピックをゲット。キャンギャル効果も合わさり絶えず人垣が溢れた。

今や世界中で不動の人気を誇るROLAND SANDS DESIGN。そのカスタムマシンにインスパイアを受け製作したという一台。

異彩を放っていたCB750は佐賀のDREAMが持ち込んだ一台。トリコロールカラーに、通を唸らすマフラーの選択が粋だ。

既存の枠に捕らわれず自由な発想のもと、福岡のBuray Company SENZが並べたZRX1100。そのスタンスがサイコー!

カフェレーサーに傾倒した国内屈指のショップ、STUDS。今回は新作のHONDA CB450を引っさげ全10台をエントリー。

小細工無しで、安定感のある不動のスタイルにまとめられる。このサラッとしたサジ加減とバランス感は卓越したセンスありき。

「いかしたカスタムに必要なのはROCK‘n’ROLL!」の言葉通り、迫力のライブがゲリラで開催。ニクイ演出である。

カフェレーサーがズラリと配された福岡のSTUDSブース。スキモノにとっては夢にまで見たような至上の光景が広がった。

ピックアップトラックの荷台にネオン管を敷き詰めアイアンをディスプレイ。手の込んだ見せ方でひと際注目を集めていた。

去年のホットロッドショーで頂点に立ったACEの車両も展示。二輪のみならず四輪ファンも楽しめるイベントである。

トラディショナルなスタイルに現代の技術を存分に注入するGARAGE STYLE 083。見る者を惹き付けるクオリティだ。

オールドチョッパー専科の220 GARAGE。乗り込まれた雰囲気が漂うチョッパーを並べて、ヴィンテージパーツも販売。

東京からフェリーを乗り継いで遠路遥々出展を果たしたFULL GAINは、オリジナルパーツを要所に取り入れたマシンを展示。

まさに老若男女、この日を待ち侘びた来場者は一台一台食い入るように眺めては、お気に入りのバイクを写真に収めていた。

今回ゲスト招致のFunny Custom & Service。代表作の右HONDA MOTRA CT50J、左HONDA AC09 Jazz50共に、超絶スキルが炸裂した圧巻の作り込み。クオリティも言わずもがな。「NO! NUKES!!」を掲げる東海の最重要ショップである。

F.T.W.で記録的な常勝を続ける東京のSELECTED。今年もアワードを獲得。この隙のない完成度を見ればそれも頷ける。

オリジナリティあるフォルムに製作された一台。隙なく手が入り、作り手の達成感が伝わってくるかの空気感が漂う。

レーシーでありながら遊び心を取り入れたSUZUKIカスタム。ヘッドライト下のオーナメントやリアカウルなど斬新な作り。

見事なシルエットを魅せる鉄馬輪業のSR。ハンドル周りを始め、どのパーツもこれ以上ないほどのフィッティングで構成された。

ミスターF.T.W.の、主催者ジンギーズ浅川さん。長年、国内外を精力的に行き来して得た経験を同イベントにフィードバック。

全方位、寸部の隙なくメイクされたロングラン&ハイスピード仕様のツインカム。洗練されたフォルムはさすがVIDAである。

懐に抱く過給機と美しいカラーリングで差別化を計ったマシンが今回のナンバーワンの座を獲得。九州にVIDA MCあり!

会場の外では大阪のDYNOMANによるパワーチェックと、スワップミートが開催。買い物を楽しむ家族連れの姿が印象的だ。

Tシャツでも汗ばむ陽気に恵まれた当日は多くのバイク乗りが集結。会場内とはまた違うテイストで駐車場も見所満点だった。

雰囲気バンバンのチョッパー乗りがまた見もの。乗り手とバイクが違和感なく調和したその姿にオーディエンスは釘付け。

熊本のチョッパーシーンを牽引するKINGS PERFORMANCEクルー。当日は駐車場の一角でオールドチョッパーを配置。





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