掲載日:2018年10月04日 トピックス
写真・文/ロードライダー編集部 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事は「ロードライダー vol.414」に掲載された内容を再編集したものです。
1981年型となって、国内仕様750FBも従来スポーク部の裏側だった部分を表に出し、溝部を黒く仕上げた“裏コムスターホイール”を採用。サイズは変わらず。フロントフォークもφ35mmのまま(フォークオフセットも45mmで変わらず)だが、トップキャップにエアバルブを追加したエアアシスト式に。
ブレーキキャリパーは前後とも片押し1→2ピストンとなり、フロントディスクも内側にスリットを入れるように形状変更するなど、このFBでは足まわりを軸にした強化が見られた。エンジンは寸法等はそのままに出力を2ps上げた70ps(圧縮比も9.2:1)となった。
CB750FB(日本)/■ホイール 2.15-19/2.15-18(裏コムスター) ■フロントフォーク φ35mm正立+エアアシスト オフセット45mm ■キャスター 27度30分/トレール 117mm ■国内750Fに限定仕様2タイプ、欧州900Fにハーフカウル仕様
この年の国内では赤×白の塗色で150台の8耐優勝記念限定車CB750FBB、またこれベースに販売店でハーフカウル/オイルクーラーを装着するCB750F2BBも展開。欧州仕様750FBは基本的に同FAを継承、北米仕様750FBではリアホイールを2.50-18に幅広化/フォークをφ37mmに大径化した。欧州900FBはフォークがエアアシストφ37mmとなりホイールスポークが金色仕上げとなった。ハーフカウル仕様車CB900F2(CB900F2B=SC09)も加わっている。
日本向け750FBにはCB750Fボルドール2(フランス語で金杯)として、赤フレーム等を採用したCB750FBBが鈴鹿8耐優勝記念限定車として登場。これをベースに輸出仕様CB900F2B的な形状のハーフカウルとオイルクーラーを追加したCB750F2BBも設定された。欧州CB900F2Bは限定でなくレギュラー設定だった。
CB900FB(欧州)
CB900F2B(欧州)
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