掲載日:2018年09月27日 トピックス
写真・文/ロードライダー編集部 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事は「ロードライダー vol.414」に掲載された内容を再編集したものです。
1980年型FAから、CB750Fに欧州仕様が加わる。その欧州仕様750FAでは国内仕様FB(1981年型)に先駆けて、コムスタースポークのスポーク裏側(見た目では凹形状)を表に向けたデザインの“裏コムスター”ホイールを採用。
サイズはFZ同様の2.15-19/2.15-18で、フロントフォークも同じくφ35mm、リアショックもダンパーボディが下側にあるF.V.Q.タイプ。ハンドルも900F/日本仕様FAと異なるバータイプで、メーターも異なった。北米仕様750FAも欧州FAに同じ裏コムスター/プルバックのバーハンを持ち、リアショックも他仕様と同一に。
国内仕様750FAはヘッドライトをこの頃から他機種でも使われ始めたハロゲンランプに変更し、リアブレーキパッド厚みを増した。そのほかはφ30mmボアの負圧キャブレター、圧縮比9.0:1などのエンジン仕様、ジュラルミン鍛造セパレートアップのハンドルや車体カラーリングも含めて750FZを継承している。なお欧州仕様900FAはφ35mmフォークをエアアシスト式としホイールも同仕様750FAに同じ裏コムスターとなった。北米はこの年まで750Fのみの展開。