【EICMA2018】125ccクラスへ新たな提案。ホンダデザインスタジオのコンセプトモデル

掲載日:2018年11月30日 トピックス    

取材協力/Honda, ITA(Italian Trade Agency)  Text&Photo / Ryo Tsuchiyama

EICMA2018 ホンダブースレポートvol.3
スパルタンなモタードコンセプト「CB125M」

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「Honda R&D Europe」が2018年のEICMA2018の会場で展示したもう1台のバイク、それが「CB125M Concept」だ。

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スーパーモタード的なスタイルが超スパルタン。フロントフェンダーレスのスタイルは、前後ホイールとタイヤを換装すればすぐにフラットトラック仕様へ変身できそう。

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「CB125M Concept」も、エンジン、メインフレーム、スイングアームはストックのCB125Rから変更されてはいない。外装はタンク、シート、サイドカバーなど大物パーツがすべて変更されている。

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フロントホイールはMarchesini(マルケジーニ)製のアルミ鍛造ホイールで、迫力のスリックタイヤはPirelli(ピレリ)のレース用DIABRO SUPERBIKE。タイヤサイズは純正比でワンサイズ太い120/70 R17。CB125M、CB125Xともに、エンジン下にはカーボン製のガードを備えている。

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リアホイールもMarchesini製で、ブレーキは前後ともにソリッドタイプのブレーキローターへ換装されている。タイヤサイズはフロント同様ワンサイズアップの160/60 R17。マフラーはSC-PROJECT製に変更されている。

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CB250Rと共通のフレームに125ccのエンジンを搭載したCB125Rは、そのスポーツ性の高さで日本国内のジャーナリストたちからも高い評価を受けているモデルだ。足周りや外装の変更によって軽量化されたモタード仕様は、サーキットでのスポーツ走行も楽しめそう。

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LEDがセットされた小ぶりなライトカウル。トップブリッジとアンダーブラケットはアルミ削り出しの2本クランプ仕様でスリックタイヤに対処。ハンドルとレバー類はRENTHAL(レンサル)製。

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アドベンチャーとモタード、異なる方向性でCB125Rの持つ可能性を表現した今回のデザインスタディモデル。近年は世界各国のメーカーが大人も楽しめる趣味性の高い125ccモデルを精力的に発売している。もちろんホンダもカブやモンキーなど魅力的な125ccモデルをラインナップしているが、CB125XとCB125Mはそうしたモデルとはまた違う世界を提案するものだ。

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