掲載日:2018年11月05日 トピックス
写真/ヤマハ発動機 まとめ/小川浩康
※この記事は「月刊ガルル vol.391」に掲載された内容を再編集したものです。
日本人にジャストサイズの車体は、キックオンリーで軽量。強制開閉キャブレターが低中速トルクを引き出し、エンデューロレースも想定していた。とはいえ、乗り味は尖っておらず、低中速域での扱いやすさを重視していた。最初期モデルはタンクグラフィックから「ツノ付き」と呼ばれる。
扱いやすさと乗りやすさは、市街地やツーリングにも最適。そうした状況での利便性向上を図り、セルスターターを搭載。燃料タンク容量も7.6L→8.8Lへと増量。キャブレターは負圧式に変更され、フライホイールも重くなり、エンジン特性はややマイルドになっている。
体力を消耗せずにダートライディングを楽しめるよう、フライホイールをさらに重くし、エンストしにくい特性となった。リアブレーキをディスク化し、ヘッドライトを大型化。60/55Wハロゲンランプ&ガラスレンズも採用。林道のその先へと踏み込める乗り味となった。
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