掲載日:2018年12月28日 プロが造るカスタム
取材協力/鈴木健二選手JNCC&JECレースマシン 記事提供/ガルル編集部 ※この記事は『ガルルvol.370』に掲載された内容を再編集したものです
カントクという愛称でも呼ばれている鈴木健二選手。かつては、全日本モトクロスでヤマハファクトリーチームの監督をしており、現在はヤマハでオフロードのレーシングマシン開発を担当。エンデューロレースにも参戦し、15年にはWR250Rをモディファイしたマシンを駆り、全日本エンデューロ選手権第4戦の日高で、レーサーを相手に見事優勝している。そんな鈴木選手が次のマシンとして選んだのがSEROW250だったのだ。
「面白いことをやりたかったのと、セローのイメージを変えたかったんです。どうしてもオフロードの入門機、トコトコ走るマシンと見られがちですよね。セローはもっとスポーティに走れますし、高いポテンシャルを持っていることを証明したかったんです」と鈴木選手。
16年はJNCCのFUNクラスへこのSEROW250で出場し、優勝した他、全日本エンデューロ選手権の日高ではレーサーに混じり3位を獲得している。相当なカスタムが施されているのかと思いきや、エンジンはノーマル! 主たるカスタムは、足まわりの高性能化とポジションの適正化だけなのだ。
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