



掲載日:2013年02月28日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/三上 勝久 写真・取材協力/KTM JAPAN

WP製サスペンションにはモーターが組み込まれており、モードを切り替えることでダンピング特性、プリロードが調整できる。

フライバイワイヤのスロットルは、アナログ的な繊細な操作も可能な優れたフィーリングを提供する。グリップヒーター、樹脂製ハンドガードも標準装備。

左側にはオンボードコンピュータを操作するためのカーソルキーが設けられている。ウインカースイッチも、実際には左右にほとんど動かない、まさにスイッチ的なもの。

990 ADVはウエットサンプだったが、1190 ADVではエンジンとは別体式とする事でクランクケースの剛性アップ、軽量化などに貢献している。合わせて残量を確認しやすいデザインも採用している。

シートレールに付くグラブバーは、POWERPARTSで用意されるラゲージシステムがステーなどを介さずにそのまま装着できるデザインとなっている。

125/200DUKEにも通じる、アグレッシブなデザインのアルミダイキャスト製スイングアーム。ハイテクなイメージの演出にも一役買っている。

フルカバードに近いデザインだった950/990 ADVに比べ、見える部分の多いLC8エンジン。メカニカルな美しさがある。清掃は逆に大変そうだが……。

タッチ、制動力とも文句のつけようの無い逸品のブレーキシステム。フロントブレーキをかけるとリアも効く、前後連動タイプだ。ABSの作動特性はオンロード、オフロードで切り替えられる他、オフにする事も出来る。

LEDデイライトが印象的なフロントマスク。スクリーンは工具を使わずに、ほぼワンタッチで高さを自在に調整できる。

整然とレイアウトされたコックピット。左側の液晶に、ABS、トラクションコントロール、グリップヒーターの状態、サスペンションのモードなどが表示される。

独特のデザインが目を惹くトラス構造のメインフレームを持つ。

アルミ製のリアキャリアを標準で備える。これだけでも、ある程度の荷物は積載可能だ。

ワイドなフットペグには、靴を傷めないようゴム製のアタッチメントが取り付けられている。もちろん外してオフロード風のルックスにする事も可能。

見る角度によって微妙に色合いを変える、キャンディカラーのタンクカバー。仕上がりがカスタムバイクライクに美しいのも、1190 ADVの魅力だ。








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