カワサキ KLX250(2013)
カワサキ KLX250(2013)

カワサキ KLX250(2013) – 闘う4ストの元祖!

掲載日:2012年12月12日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/田宮 徹

カワサキ KLX250(2013)の詳細写真

カワサキ KLX250(2013)の画像

エンジンは、ボア×ストロークが72.0×61.2mmの249cc水冷DOHC4バルブ単気筒。燃焼室はペントルーフ型で、軽量なフラットトップピストンやコンロッドを採用している。圧縮比は11.0。燃料供給は、2008年型でF.I.化された。

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電気融合シリンダーの採用により、優れた熱伝達性と軽量化を実現。潤滑油がなじみやすく磨耗やかじりの発生を抑止するコーティングも施されている。また、ギア駆動のエンジンバランサーを採用する事で、不快な振動を抑えている。

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インナーチューブ径43mmの倒立フロントフォークを採用。16段階の圧側減衰力調整機構を装備している。カートリッジ構造の採用により、フォークオイルの泡立ちを最小限に抑え、減衰力を一定に保つ。セッティングはやや硬めだ。

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優れた路面追従性と衝撃吸収能力を持つ、ユニトラックリアサスペンションを装備。別体リザーブタンク付きガス充填ショックは、伸圧側減衰力を16段階、プリロードを無段階に調整できる。こちらも、2008年型でセッティングが変更された。

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2008年型でのモデルチェンジ時に、D字断面のアルミ製スイングアームを新採用。リアサスペンションは、カワサキならではのユニトラック式。高剛性かつバランスの良いスイングアームと組み合わされる事で、オンロードでも高い走安性を誇る。

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フロントブレーキには、片押し2ポットキャリパーと、2008年型のモデルチェンジにより新採用された250mm径のウェーブ型ディスクを使っている。フロントホイールは、オフロードモデルでは定番となる21インチ径のスポークタイプだ。

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リアブレーキも、2008年型での刷新時に、ディスクが放熱性やクリーニング性能に優れるウェーブ形状化された。キャリパーは片押し1ピストン。リアホイールは18インチ径のスポークタイプで、オフロードよりのタイヤを履いている。

カワサキ KLX250(2013)の画像

マフラーは、オフロードモデルらしく車体右側の上部に配置される。サブフレームには、左右2個ずつの荷掛けフックが用意され、タンデムステップ部も併用すると荷物の積載がしやすい。ウインカーは、前後ともクリアレンズタイプだ。

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テールカウル上部には、ボルトにより取り外しも可能なテールバッグを備える。ロック機能はなし。内部には車載工具が入っているが、スペースには若干の余裕があり、追加の工具やスペアのオフロード用グローブなどを入れる事ができる。

カワサキ KLX250(2013)の画像

ステップは、兄弟車のD-トラッカーXには振動が伝わるのを抑止するラバーが装着されているが、オフロードでの操縦性を重視したKLX250はラバーレスとなっている。トップ部のギザギザが、ブーツなどをしっかりとグリップする。

カワサキ KLX250(2013)の画像

メーターはフルデジタル表示式で、大きな液晶パネルを採用。速度やバーグラフ式のタコメーター、デュアルトリップや時刻の表示機能がある。バックライトは、D-トラッカーXがブルー系なのに対し、オレンジ系を採用している。

カワサキ KLX250(2013)の画像

ヘッドライトは、メガネをモチーフとした2灯式。2008年型で採用された形状で、特徴的なフロントビューを生みだしている。ロービーム時もハイビーム時も、左右両方が点灯する。上部には、小さなメーターバイザーを装備している。

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