ヤマハ ツーリングセロー(2012)
ヤマハ ツーリングセロー(2012)

ヤマハ ツーリングセロー(2012) – ツーリング性能を強化した派生バージョン

掲載日:2012年11月21日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/田宮 徹

ツーリング性能を強化した
セロー250の派生バージョン!

マウンテントレールを提唱するセロー250は、先代225からのフルモデルチェンジにより2005年型で誕生。2008年型では、燃料供給のF.I.化やフロントフォークの仕様変更などを受けた。そして2012年8月末、このセロー250をベースとしたアクセサリーパッケージモデルとして、ツーリングセローがヤマハ発動機から発売開始となった。この機種はアドベンチャースクリーン、ブラッシュガード、アドベンチャーリアキャリア、アルミアンダーガードという4つのアイテムを標準装備。アンダーガード以外の3アイテムは、今回の発売に合わせ、セローのデザインを手がけてきたGKダイナミクスがデザインを担当して専用開発されている。

ヤマハ ツーリングセロー(2012)の特徴

ヤマハ ツーリングセロー(2012)の画像

大量の荷物を積んだ巡航や
オフ走行に向くアイテム装備!

ツーリングセローに専用装備される4アイテムを個別に紹介すると、まずアドベンチャースクリーンは、走行時のウインドプロテクション効果を高めるスクリーンと、ヘッドライトまわりを守るフロントガード、そしてさまざまなギアが装着できるマルチパーパスバーという、3つの機能が集約されたアイテム。名称こそスクリーンとなっているが、これひとつで様々な利便性が向上する。またブラッシュガードは、ハンドガードなどとも呼ばれるアイテムで、ハンドル部に装着することでライダーの手を木の枝や飛び石などからガード。同時に、転倒時にレバー類が破損する可能性を低減している。

ヤマハ ツーリングセロー(2012)の画像

さらにアドベンチャーリアキャリアは、一般的なリアキャリアに比べてかなり大型で、荷物の積載性を最優先させたデザイン。スタンダードに装着されているハンドルスタンディングは廃されているが、キャリアがグリップバーを兼ねるため問題ない。もちろん、これだけ大型でありながら、タンデム走行も可能だ。またアルミアンダーガードは、これまでもオプションとして用意されていたアイテムで、オフ走行時にエンジンやフレームが破損する可能性を低減している。

ヤマハ ツーリングセロー(2012)の試乗インプレッションは次ページにて

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