


掲載日:2009年03月18日 試乗インプレ・レビュー
至高の2ストロークエンジンを求めてきたtm。常に最高品質の材料と高い製造技術により、ハイクオリティを追求し続ける姿勢は、4ストロークエンジンになっても不変である。大量生産品では成しえない、芸術品とも言えるマシンを作り続けている。石井正美氏によれば、09モデルのEN250 4tは、上級者にこそふさわしいマシンだという。
「2ストロークの時代からそうだったけど、tmのエンジンは高回転が気持ち良く回って、かなりのパワーが出ているんだよね。この250の4ストロークでも、そんな特性でtmらしい出来だよ。かなりの高圧縮エンジンだから、全開から全閉でストールしやすかったり、エンブレが強くて低回転でギクシャクしたりするけど、高回転キープで走るエキスパートライダーには、このパワーは強い味方になるね。フレームはアルミになってかなりの高剛性。tmのサスペンションはスチールフレームのときと同様によく動く特性だけど、これだけの固いフレームなら、もっと踏ん張るセッティングのほうが、ハイスピードに対応出来ると思うよ。このEN250 4tは、2スト125ccを回しきって乗るような走り方のライダーが、素直に乗り替えることが出来るマシンだね」
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