掲載日:2011年09月26日 オフロードFAQ › オフロードバイクの疑問
基本的にはオフロードバイクと同義で、
ナンバー付きオフ車に使われます。
トレール(trail)とは、森林・原野・山地などの踏み分け道や、山の小道などを指す英語です。そのような場所を走るための公道用バイクを総称して、トレールバイクやトレール車と呼ぶことがあります。つまり、一般的にはナンバー付きオフロードバイクと同じ意味で使われる名称です。
トレールというジャンルを日本で確立したのは、1968年にヤマハが発売したトレール250DT-1。これは、国産初となるオフロード専用設計の公道用市販車でした。
現在では、トレールバイクという呼び方はちょっとマイナーになってきた感じもあります。これは、デュアルパーパスやビッグアドベンチャーなどの新たな名称が誕生したことや、トレールよりもオフロードのほうが一般的に伝わりやすいことなども、要因として考えられます。しかし一方で、特にヤマハのセロー250やホンダのXR230といった山の小道をトコトコと走れるモデルなどは、いまだにトレールバイクと表現されることが多くあります。
文/田宮 徹
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