バイク磨きがメンテの基本

掲載日:2010年10月19日 バイク基本整備のイロハバイク基本整備実践    

バイク磨きがメンテの基本

外装パーツの磨き方には様々な方法があるが、ある程度以上の年数が経過したモデル用パーツを磨く際には、「ペイント肌作り」から行なってみよう。驚くほど輝きますよ~!!

製造年月から知り得る賞味期限

ペイントされた外装パーツの磨き込みで重要になるのが、一ににもニにも「地肌作り」である。この地肌作りの後にポリッシングを行い、最後にワックスやコーティング剤で仕上げれば、それはもう驚くほどの輝きとスベスベ感を得ることができる。特に、ガソリンタンクの場合は、他の外装パーツとは異なりワンンランク上のクリアペイント仕上げが施されている例も多いので、そのクリア層の磨き込みによって、深い艶肌を取り戻すことができる。

 

一方、クリアペイントが施されていないカバー類などの場合は、下地作りがやや難しい。難しいと言っても、これは「手加減」の問題で、実際の作業内容は変わらない。クリアペイントが無い分、下地作りの際に直接的に顔料=ペイントを磨くことになる。この作業の際に、手加減を誤るとペイント層を大きく削り取ってしまったり、逆にキズを付けてしまうこともあるので注意が必要だ。

 

ペイントパーツのコンディションによっても仕上がり具合は大きく異なる。仮に、ダメージが少ないペイントであれば、それはもう驚くほど美しい仕上がりが約束されたようなものだ。対して、ペイントに「クモの巣状のクラック」が入っているようなコンディションの場合は、ツヤは復活しても、逆にクラックが目立ちやすくなってしまうこともあるので忘れずにいて欲しい。

榮技研から発売されている「花さかGワックス」。左のチューブ入りワックスを利用し、ポリッシャーで仕上げてみた。驚きの光沢を発揮するオススメケミカルだ。右は今回の企画には関係無いが、油汚れ落としに強いマルチクリーナー。

榮技研から発売されている「花さかGワックス」。左のチューブ入りワックスを利用し、ポリッシャーで仕上げてみた。驚きの光沢を発揮するオススメケミカルだ。右は今回の企画には関係無いが、油汚れ落としに強いマルチクリーナー。

作業手順を見てみよう!

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