掲載日:2009年11月16日 バイク用品インプレッション
こだわりのバイカー向けレザー用品を多数ラインナップする「S’FACTORY」から、先日新たなアイテムがリリースされた。ウォレットをホルダーに収めるという新発想を生み出した同社が送る次の一手は、ウォレットホルダーを進化させた「ウォレットバッグ」だ。これは従来のウォレットホルダーとバッグが合体したもので、ホルダーとしての役割はそのままに、ウエストバッグ的な機能を追加している。このニューアイテムの使い心地などを、早速チェックしてみることにした。
まず、バッグの組み合わせ方が特徴的で、ホルダーとベースの間にバッグを仕込むことによりこれまでの使用感をさほど変えることなくバージョンアップしているのがポイント。今までウォレットホルダーを使っていたなら、装着時に違和感は覚えないだろう。肝心のバッグ機能だが、容量は携帯電話や煙草などといった小物なら十分に収められるサイズ。ズボンのポケットを膨らませる品々をスマートの収納可能だ。中身の取り出し口は上部のファスナーのほか、サイド部分に磁石によるワンタッチ式の開口部を設置。グローブをしたままでも中身を取り出しやすいようになっている。バッグの内部には間仕切りがあるので、中身が混乱しないのも良心的だ。ちなみに間仕切りには隙間が設けられており、配線類を通すことが出来るようになっているので、最近流行の電熱ウェアのバッテリーを入れておく…などといった使い方も考えられる。シンプルなデザインだが、使い手の工夫によって活用しやすい形状になっているのは面白い。
もしこれまでウォレットホルダーの他にチョークバッグなどを併用しているなら、このアイテムは非常に便利なはずだ。腰周りのバッグを整理整頓し、ホルダー一つにまとめ上げれば見た目も使い勝手も向上する。特に同社製のウォレットを愛用しているバイカーなら、一度チェックしてみる価値は十分にあるだろう。
通常のファスナーだけでなく、サイドにも取り出し口を設けているのが特徴。携帯などすぐに取り出したいものを入れておくなど使い方は様々だ。
サイド部のボタンは磁石式で、押すだけのワンタッチ構造となっている。一般的なレザーグローブならいちいち外さなくても操作可能。
バッグ機能が追加されているが、基本はウォレットホルダー。ベースとなったホルダーの形状を活かしつつ利便性を高めている。
内部に間仕切りが設置されているため、上部と下部で小物が混ざり合わない。これも使いやすさを考えたS'FACTORYならではの工夫だ。
上下を区切る間仕切りは完全密閉ではなく、配線類が通るように隙間が設けられている。プレイヤーや通話機器の収納にも活躍する。
ベルトに挟みこむ部分はタテの長さ9cmとゆとりあるサイズ設定となっているため、太めのベルトなどにも余裕を持って取り付けられる。
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