掲載日:2008年03月21日 バイク用品インプレッション
バイクライフにおいて、重要なのに意外と見落とされがちなポイントの一つ「空気圧管理」。タイヤの空気圧を常に適正値に保つのは、良好な燃費やタイヤ本来の性能を発揮するためにも必須の作業だ。ガソリンスタンドで空気を入れるのもいいけれど、実は空気圧はタイヤが冷えている時でないと正確に計測できない…となると常日頃のメンテナンス時からしっかり管理しておくのが肝要だ。一家にひとつエアポンプ、となるならば出来るだけ良いアイテムを持っておきたい。今回紹介するラフ&ロードの「パワーフロアポンプ2」は、ベーシックながら使い勝手のよさが好評の定番エアポンプだ。
エアポンプ選びで重視したいポイントは、「作業性」と「堅牢さ」、そして「汎用性」だ。パワーフロアポンプ2は、「プロ仕様」を基準に開発されており、この3要素をしっかりとカバーしている。特にエア注入時のポンピングの軽さは特筆もので、一般的な自転車用のフロアポンプ同様に力を入れてしまうと肩透かしを食らうほど。空気圧の比較的低いチューブタイヤはもちろん、ビッグバイクの3.0kpa近い空気圧でも楽に注入できる。ノズル部分はコンパクトに作られており、スポークホイールのような狭いところでも接続しやすい形状だ。また、ポンプ本体は金属製なので安定性がよく、耐久性にも優れている。エアバルブ形式はバイク用の米式のほか、一般的な自転車の英式、MTBなどで使用される仏式まで対応しており、これ一台ですべての形式をカバーできる。「空気入れなんてどれでも一緒では…」と思っている人も多いかもしれないが、日常的使用するアイテムである以上、長く使える良いアイテムを選んでおきたい。
ノズルの形状はバイクだけでなく、自転車にも対応。固定用ロックもついているので作業中も外れにくい。
パワーポンプ2最大の特徴はポンピングの軽さ。本体に空気圧計とエア抜きボタンも備えている。
より正確に管理するなら専用のエアゲージは必須。いつも同じゲージで計測するのがおすすめだ。
プロユースにも耐え得るハイクオリティなフロアポンプ。ボディ各部にメタル素材を採用し、様々な使用条件に対応する強度を確保。日常整備から作業の迅速さを求められるレースにも対応している。
メーカー/ラフ&ロード
メーカー希望小売価格/4,410円
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