掲載日:2011年02月28日 バイク用品インプレッション
今回はツーリングに連れて行きたい便利な収納アイテムをご紹介しよう。一言でツーリングと言っても、目的地までの距離や日程など様々な楽しみ方がある。それに応じて荷物の量も変化するので、最適な収納アイテムをひとつ選ぶのは困難だ。しかし、どんな旅路にも共通して使用できるアイテムがあるとすれば、それはタンクポーチに他ならない。
当然ながら、日帰りツーリングと2泊3日のロングツーリングでは荷物の量は大きく異なる。しかし、実際に何が違うのかと言えば歯ブラシやデジモノの充電器などのお泊りセットと、日数分の着替えくらいで、それ以外のアイテムは普段から持ち歩いている物と大差はない。つまり、ケータイやお財布、デジカメなどの必携アイテムは、どんなツーリングでも変わらないということだ。そして、これらの必携アイテムは常に出し入れし易い場所に確保しておきたい。だからこそ、ライダーが最も出し入れしやすいタンクの上こそ、最大のユーティリティスペースということになるのだ。
デイトナから発売されているミニタンクポーチは、財布やデジカメ、タバコにライターなど、旅先で使いたいアイテムがちょうど収まるサイズだ。もちろんタンクの上なのでアクセスは良好。吸盤固定式なので、バイクを降りた時に簡単に取り外しが可能なのも嬉しい。ちなみにマグネットではないもう一つの利点として、磁気の影響がない事も併記しておこう。ETCカードや携帯電話などに余計な心配を掛けなくて良いのだ。他にも眠気覚ましのタブレットやガム、長時間の走行で疲れた目を労わる目薬など、ポケットに入れておくとゴチャゴチャになってしまうような小物もひとまとめに出来る。
ツーリングに持っていく荷物は出来るだけ最小限にしたいところ。しかし、いざ出発の準備をしてみると、アレもコレもと増えてしまうのが現実だ。そこでお泊りセットは大容量の収納バッグに入れ、小物はスッキリとタンクポーチにしまう。こうすることで「デジカメはどこに入れた?」なんて荷物をバラすような失敗はなくなるハズ。これこそスマートな収納術と言えるだろう。
ポーチ裏側の3本のベルトに取り外し可能な吸盤を固定する。ベルトは収納が可能なので、バイクから離れて持ち運ぶ時も邪魔にならない。
最近のバイクは樹脂製タンクや微妙な凹凸を取り入れたデザインなどさまざま。取付け位置を調節できる吸盤タイプなら臨機応変に対応できる。
給油口より前のスペースにも装着は可能。付属のボルトで給油口にワイヤーを固定するか、別売りのベルトで脱落を防止する。
ファスナーで開閉するメインポケットは幅も広く、間口が大きく広がるので出し入れもしやすい。ケータイや薄型のデジカメなどに適している。
フラップを開くと手前にはメッシュポケット。目薬や眠気防止のタブレット、ETCカードなどすぐに出し入れしたい物を入れると便利。
タバコやライター、自宅のカギなど、ポケットに入れておくとライディングの邪魔になるが、肌身離さず持っていたいアイテムはココ。
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