OXFORD ツーリングバッグ

掲載日:2007年11月02日 バイク用品インプレッション    

バイク用品インプレッション

マルチに使える機能が満載
英国生まれのツーリングバッグ

バイクの醍醐味の一つといえば、何といってもツーリング。愛車と共に見知らぬ道をどこまでも走るのは、ライダーだけが知る喜びだ。そのツーリングをより快適に楽しむための必要なアイテムの一つとして、バッグは欠かせない。地図を入れたり、いざというときのレインウェアを収納したりと、収納スペースが少ないバイクとしてはバッグの一つくらいは持っておきたいもの。ただ、少し困るのはいざバッグを買おうとした時に、種類が豊富すぎてなかなか選べない、ということだ。必須アイテムだけに各メーカーからさまざまな種類のバッグがラインアップされており、お気に入りを探すだけでも大変。そんな数あるバッグの中から今回試してみたアイテムは、ツーリングの本場とも言えるヨーロッパからやってきた「OXFORD」。ツアラーが好まれる欧州という地域で鍛えられたバッグの実力はどれほどのものだろうか。

OXFORDの最大の特徴は、用途が一つだけで終わらないことだ。通常はタンクバッグならタンクバッグだけで、他の機能は求められない。しかし、OXFORDのハンプバッグシリーズは一味違う。バッグ自体が取り付けベース部分と本体に分かれており、用途に応じてさまざまな使い方ができるのだ。取り外したベース部分の内部にはクリアケースが備えられており、マップホルダーとして使用でき、本体部分にはショルダーストラップが付属しておりディパックとしても使える。それだけではなく、ベース部分をオプション品と交換することで、テールバッグがタンクバッグに、などといったコンバージョンも可能だ。一つのバッグで複数の用途を想定し、シチュエーションによって自由に使い分けられる合理性は、他のバッグではなかなか見られないポイント。また、テールバッグ、サイドバッグ、タンクバッグともにいざという時に容量アップ機能も備えており、お土産の買い足し等にも手軽に対応可能。その他にも、レインカバー、携帯機器を使用するためのケーブルポート、グローブをしたままでも開閉しやすいリング付きファスナーなど、使いやすさが徹底的に追求されている。「バッグはどれを買うべきか」と悩んでいるなら、OXFORDのバッグは手にしてみる価値がある。あとからあの機能が欲しかった、となったらバッグを変身させれば問題ない。このマルチパーパスなツーリングバッグなら、どんなシチュエーションにも対応できそうだ。

OXFORD ツーリングバッグ

タンクの材質を問わずに装着できるハンプバッグストラップオンタンクバッグ。ベースと本体は分離式で、ディパック&マップホルダーとして使用することも可能だ。

ベース部分からの分離もOK
アルミタンクにも装着可能

タンクの材質を問わずに装着できるハンプバッグストラップオンタンクバッグ。ベースと本体は分離式で、ディパック&マップホルダーとして使用することも可能だ。

ハンプバッグデラックステールバッグは、コードで簡単に取り付けが可能。ベース部分を交換すればタンクバッグとしても使用できるのは嬉しいポイントだ。

テンションコードとフックで
手軽に使えるシートバッグ

ハンプバッグデラックステールバッグは、コードで簡単に取り付けが可能。ベース部分を交換すればタンクバッグとしても使用できるのは嬉しいポイントだ。

スポーツスローオーバーパニアは可変大容量タイプのサイドバッグ。底面にはOXFORD独自の耐熱素材FIRE TEXを採用し、マフラーが近くても安心

底面は耐熱素材を採用
大容量でもスタイリッシュ

スポーツスローオーバーパニアは可変大容量タイプのサイドバッグ。底面にはOXFORD独自の耐熱素材FIRE TEXを採用し、マフラーが近くても安心

OXFORD ツーリングバッグ

バイクのフォルムを崩さないシャープなデザインとマルチに使える機能性を持つツーリングバッグをラインアップする「OXFORD」。カラーはいずれのバッグもシルバー、レッド、ブルー、ブラックがラインアップされている。

価格/ハンプバッグ ストラップオンタンクバッグ ¥18,375

   ハンプバッグ デラックステールバッグ ¥17,640

   スポーツスローオーバーパニア ¥25,200

発売元/RSタイチ

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