驚きの伸縮性と耐摩耗性! 平嶋夏海 meets OXFORDアーマライトジーンズ

掲載日/2023年4月6日
取材協力/OXFORD 日本総代理店 株式会社LINKSNAPSベイサイド幸浦店
写真/井上演 取材、文/伊井覚 モデル/平嶋夏海
構成/バイクブロス・マガジンズ
デニムジーンズでバイクに乗っている人を見ると「危ないなぁ。もっと安全なバイク用のライディングパンツを履くべきだ」と思う人も多いだろう。でも実はデニムジーンズだからといってライディングパンツよりも安全性が低いというのは思い込みなのかも知れない。今回はレーシングスーツと同等の耐摩耗性を持つデニムジーンズを紹介しよう!

動きやすさと耐摩耗性を両立!
CE規格AAの試験をクリア

大のバイク好きとして知られるモデル・タレントの平嶋夏海さんが、NAPSベイサイド幸浦店へご来店。なんでも気になるデニムジーンズがあるんだとか……。

お目当ての商品はこちら、OXFORD(オックスフォード)のアーマライトジーンズ! 今日はオックスフォードの日本総代理店である株式会社LINKSの澤田代表自ら、平嶋さんに商品の特徴を説明してくれた。

澤田代表:この商品の一番の特徴は耐摩耗性が高いことです。バイク用のジーンズはどのメーカーも同じように「耐摩耗性が高い」と宣伝していると思います。でもオックスフォードのすごいところは実際にCE(ヨーロッパの安全規格)の耐摩耗試験を受けて合格し、最高ランクのAAAに次ぐAAを取得しているんです。ちなみにAAAというのはmotoGPライダーが着ているレーシングスーツと同じ耐摩耗性なんですよ。

平嶋さん:すごいですね! しかもバイク用のデニムジーンズってファッション・アパレルのデニムと違ってあからさまに硬いものが多いのですが、これは生地を触ってみると柔らかくて履き心地も良さそうです。

澤田代表:そうなんです。一般的なジーンズは耐摩耗性を上げるために裏地にケブラーを当てて、ダブルレイヤー構造にしているのですが、このアーマライトジーンズはパラシュートなどにも用いられているポリアミドを糸状にして織り込むことで耐摩耗性を向上させているので、伸縮性があって動きやすいんです。そのため、いま女性ライダーにとても選ばれていて、店頭での売り上げ比率が男性6:女性4という、バイク用品では考えられない比率になっているんです。

平嶋さん:種類もすごくたくさん出ているんですね!

澤田代表:レディースではスリムフィット(ブラック/ストーンウォッシュ)とジェギンス(ブラック/インディゴ)、そして新商品のワックスの3種類があり、それぞれサイズが8(S)、10(M)、12(L)となっています。よろしければ、試着して比べてみてください。

耐久性の高いデニムジーンズなのに生地は柔らかく、これだけ伸縮性がある。その秘密はパラシュートにも使われているポリアミドを織り込んだ新素材アーマライトだ。

CE規格AAの耐摩耗性を持っている生地のアーマライトジーンズだが、さらにヒップと膝に4枚のプロテクターが標準装備されている。プロテクター自体が柔らかく作られていることも動きやすさに繋がっている。

ヒップと膝は骨が肉に守られていないため、プロテクターでの保護がCEで定められているという。ヨーロッパ生まれの製品だが、日本人が履いてもプロテクターの位置がしっかり膝にくるように設計されている。

履いてみてわかった抜群の動きやすさ

実際に平嶋さんに試着してもらい、スリムフィット、ジェギンス、ワックスのシルエットを比較させてもらった。

左:アーマライトジーンズ スリム(ブラック) ¥19,800(税込)
中:ジェギンス(インディゴ) ¥19,800(税込)
右:ワックス ジェギンス(ブラック) ¥22,000(税込)
全て10(M)サイズにて試着。

さらに実際にバイクに跨り走行してみると、それぞれに良さが見えてきた。

平嶋さん:最初に履いたのはアーマライトジーンズ スリムです。明らかに膝下がシュッとタイトに作られていて、足を細く見せたい女子にオススメです。ジェギンスに比べて膝の曲げ伸ばしの時に少し生地がついてくる感覚があるのですが、抵抗になるほどではなく、タイツに近い感じですね。インナーの重ね着やプロテクターの使用を考えている人はワンサイズ上を選ぶのもいいかも知れません。

平嶋さん:次にジェギンス。こちらは手に持った瞬間から生地のストレッチ性が伝わってきましたが、実際に履いてみると横だけじゃなくて縦にも伸びを感じるくらい柔らかかったです。おかげでCBR250RRのようなテール部分が高いバイクに跨る時に足を振り上げても引っ張られる感じがなくて、動きやすさを感じました。Mサイズだと少し余裕があるので、インナーを履いたら冬でも使えますね!

平嶋さん:最後にワックス。ジェギンス、スリムフィットに比べると少し伸縮性が少なく感じましたが、ワックスが伸びないというより、他の2つが伸びすぎる感じです。私が持っている他ブランドの同じようなデニムはしばらく履かないと硬くなってしまうのですが、これは新品の状態からすごく柔らかくて動きやすいのに驚きました。でも見た目はちゃんと革っぽくて、足の縦ラインにハイライトが入ったりするので、写真映りは良いと思います。

また、3本ともにかなりハイウエストで作られており、前傾姿勢を取ってもインナーが見えにくいのが嬉しい。

メンズにはAAA取得の新作も登場!

メンズのアーマライトジーンズはストレートとスリムフィットがあり、さらに股下76cmのアジアンフィットと、股下81cmのアジアンフィットプラスの4種類。さらにサイズが30(S)、32(M)、34(L)とカラーはブラック、ストーンウォッシュというラインナップ。

そしてなんと、メンズには2023年3月に発売したばかりというニューモデル「AAA アーマライトジーンズ」も。こちらは通常のアーマライトジーンズよりもポリアミドの織り込み量を増やし、AAが時速70kmでの耐摩耗試験なのに対し、時速120kmでの耐摩耗試験をクリアし、CE規格AAAを取得している。つまりレーシングスーツと同等の耐摩耗性を持っているのだ。さらに通常のアーマライトジーンズに比べてストレッチ性も向上しているとのこと。

左:新作のAAAアーマライトジーンズ(ストレート/ブルー) ¥27,500(税込)
中:アジアンフィット ストレート(ブラック) ¥19,800(税込)
右:アジアンフィット スリム(ブラック) ¥19,800(税込)
メンズの試着は株式会社LINKSの井上さん(身長174cm)に協力いただいた。試着ジーンズは全てS(30)サイズ(ウエスト76〜81cm/レングス76cm)。

平嶋さん:AAAアーマライトジーンズはストレートのシルエットでゆったりとした印象がありますね。プロテクターは網目が入っていて、テンションがかかってもジーンズに馴染んでいて、すごく自然に見えます。このプロテクター、すごく欲しいっ!

メンズ商品は両サイドのベルトループが斜めに取り付けられており、バイクに跨って前傾姿勢を取った時やしゃがんだ時も突っ張らないように設計されている。

さらにステッチの色が使い分けられており、細かいおしゃれデザインになっている。

こちらがCE規格AAAの証拠。これはすごい!

平嶋さんが特に気になったのはこのAAAアーマライトジーンズに標準装備されているプロテクター。SAS-TEC社製のCE Level2規格のパッドで、通常のものよりもさらに柔軟性が高い。

このようにファッション性、耐摩耗性、柔軟性を兼ね備えているオックスフォードのアーマライトジーンズ。これは男女問わずよく売れているというのも納得だ。ぜひ在庫しているNAPS店舗で手に取って試着し、平嶋さんと同じ感動を味わってみてほしい。

INFORMATION

住所/京都府京都市中京区下大阪町349-6 イシズミビル7階
電話/075-708-2362
定休日/土日祝
営業時間/10:00~17:00

OXFORDは1973年にイギリスで設立された世界有数のバイク関連製品メーカー。ラゲージ・セキュリティ・アクセサリー・ライダーアパレルをはじめ、多岐にわたる製品の企画、商品開発を行っており、世界中の75カ国以上で愛され続けている。