掲載日:2013年06月13日 フォトTOPICS
写真・文/HIRO(有森弘忠) SPECIAL THANKS/BAR&DINNER KANALOA
ドンヨリとした曇り空が続く、バイク乗りにとっては憂鬱な季節が到来。が、そんな梅雨時期を跳ね返すかのように「ドロドロドロ」と、アメ車特有のサウンドを響かせて待ち合わせ場所に現れたのは、エステサロンを経営するヒサさんである。しかし登場するや、あれ? 車で来ちゃったの……と思ったが、愛車のエルカミーノの荷台にしっかりと、ホンダのシャリィが可愛く乗っていた。聞けば、バイクと車の両方を楽しみたいがゆえ、オフの日には決まってこのスタイルでドライブに出掛けるんだとか。
「乗り物は何でも好きで、せっかくの休みならどっちも楽しみたい! そんなワガママから車は荷台があるもの。バイクは荷台に乗せられるものっていう視点でシャリィを選んだんです。あと、梅雨時期はバイクに乗れないからといってガレージにお留守番させるのが可哀想なので、車に積んで出かけてます。そうすれば、晴れた時を見計らってバイクを降ろして楽しめますからね。欲張って6輪生活を満喫していますよ」
そんな乗り物好きにとって理想的な生活を送るヒサさんだが、今後、更なる計画があるそうだ。
「車は今V6なのでV8にスワップして、荷台にスポーツスターを乗せたい。エステという仕事柄、どうしても綺麗にしたかったり、次のステップに取り掛かったりと、何でもすぐ新しいことを考えてしまうんです。だからもう、バイクも車もノンストップで進行していきますよ!」
細身で、大人の色香を漂わす雰囲気とは対照的に、カスタムの思考は「男前」なヒサさん。しかし、愛車のシャリィを何度もキックし、「かから~ん」とボヤく仕草には、どこか男心をくすぐられるものがある。そして、いざエンジンが掛かると、それまでの梅雨空が一気に晴れ渡るかの笑顔を見せ、軽快にスロットルをオープン。シャリィ特有の可愛いサウンドと共に走り出していく姿がまた痛快であった。
アウトドアファンのヒサさんは、エルカミーノの荷台に愛車のシャリィを積み込んで、もっぱらバーベキューしに海や山へと遊びにいくことが多いんだとか。
当時もののフロントバスケットは、ちょっとそこまでの買い物に重宝する。
当時のオリジナルシート柄をオーダーで再現。
足周りはファットタイヤを装着。
ボアアップとビッグキャブでチューンを施したクラッチ式タイプエンジンにスワップ。
カットソーの下にはローブローアート界の重鎮COOPのオリジナルTを。
花柄が型押しされたレザー製のベルト。アメリカに渡航した際に購入したもの。
お洒落は足元から。の通り、大人の女性らしいペディキュアでキメる。
友人が営むレザーショップGOLDEN-FLASHにてワンオフ製作して貰った靴べら。
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