掲載日:2012年09月12日 フォトTOPICS
文/野呂瀬 悦史 写真・取材協力/ヤマハ発動機株式会社
先代が確立した「オフロードテイスト」デザインを見事に現代に再現していますね。こちらのカラーは、ディープパープリッシュブルーメタリック C(ブルー)です。
2012年9月4日に、ヤマハは新しい50ccスクーター「BW’S」を同年10月1日(月)から発売すると発表しました。BW’Sは、もともと原付スクーター隆盛期ともいえる1988年にリリースされ、その個性的なスタイルで人気を博したモデル。その名を受け継いだ新生BW’Sには、名前だけでなく、特徴的だった丸型2灯のヘッドライトが採用されるなど、当時の面影を残したデザインに仕上げられています。オフロードテイストでまとめられたフォルムをみれば「懐かしい」と感じるライダーも少なくないはずです。バイクに乗ることそのものを純粋に楽しむために現代によみがえったBW’Sは、原付バイクライフをより楽しく豊かにしてくれる選択肢のひとつになってくれそうです。
01エンジンは水冷4ストロークの3バルブエンジン。始動はセルとキックの併用です。
02全長×全幅×全高は1,855×730×1,095(mm)というちょうどよいサイズです。
03ステップフロアはフラットではなく真ん中が盛り上がった構造。実は給油口が設置されていて低重心にも貢献しているようです。
04もうひとつのカラーがこちら。ホワイトメタリック1(ホワイト)です。
05太目のタイヤやフロントのアップフェンダーなどがスポーティな雰囲気を演出しています。
06ホワイトのスクーターというと地味な印象ですが、こちらも要所の赤色が映えていてスポーティな印象を強めています。
07ブレーキはフロントがシングルディスクでリアがドラム。ホイールベースは1,280mmとのこと。
08ヘッドライトはハロゲンバルブ(35/35W×2)で、こちらはロービーム点灯時です。
09ハイビーム点灯時は、ロービームと反対のライトが点きます。
10オフロードテイストが注がれたというメーター周り。シンプルな構成は、まさしくオフ車っぽいですね。
11ウェーブ形状のブレーキディスクはもちろん、42mmのアウターチューブをもつフロントフォークや120mmのファットタイヤ。
12シート高は770mm。原付なのでもちろんシングルシートですが、やや後ろ側にも長いシートが採用されています。
13シート下の収納スペースの容量は約23リットルとのこと。ヘルメットをかけておくホルダーも装備しています。
14あると便利なフロントインナーポケットやコンビニフックはもちろん装備しています。
15給油口は足元に。燃料タンク容量は4.5リットルです。なお、定地走行テストによるメーカー発表燃費はリッター58キロです。
16カタログによれば、3バルブの水冷エンジンの最高出力は4馬力。最大トルクは0.37キロとのこと。
17盗難抑止のためのシャッター機能付きのキーシリンダー。シート下の収納ペースの開口も、このメインキー操作でOKです。
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