掲載日:2017年08月20日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリングラリー)記念品の敷き板です。千里浜の砂浜には必須ですね。
盛夏を迎えて北の大地から旅の写真が届きます。いまだカブでの北海道ツーリングは未経験ですが、夏の北海道といえば簡易アスファルトにサイドスタンドがめり込み、ありえない角度になったバイクを目撃することがありました。旅の荷物を山ほど積んだままバイクを立て直すのは大汗もので、専用のカマボコ板を自作して持ち歩いたものです。これはキャンプ場のサイト(土や砂利の上など)でも大活躍。ついにはヒモ付きにするなどの改良を重ねて悦に入っていましたが、ツーリング中に紛失して以来、一気に熱が醒めてしまいました。
おそらく失くしたのはチミケップ湖のキャンプ場なのです。当時、ぼんやりとした記憶を手繰り寄せて紛失場所を予想できたのですが、気づいたときは半日以上が経っており、70キロ以上を走って戻る元気はありませんでした。キャンプ場にポツンと残されたヒモ付きカマボコ板! ご丁寧なにも板は絵入りで自分の名前まで書いておりまして、穴があったら入りたい! その後、湖へ向かうというライダーと遭遇し、処分を快く引き受けていただいたのですが、はたして発見できたかどうかの結末はわからないまま。いまとなっては夏の恥ずかしい思い出です。うっかり者の戒めとして心に刺さっています。
サイドスタンド用カマボコ敷き板の最終型です。記念品は分厚いので野外用鍋敷きとして重宝しています。
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