掲載日:2022年04月10日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
3年ぶり(2019年以来)の開催だった「第49回東京モーターサイクルショー」。東京は桜もほころんでお祝いムードのなか、会場を巡って驚いたのは「CT125・ハンターカブ」がそこかしこに展示されていたこと。ゆるカブよしえが場内で数えただけで12台! いや、ぜんぶは数えられなかったから、それ以上のCT125カスタム仕様が東京ビッグサイトにいたはずなのです。今年のMCショーはCT125が満開だったよ!
「第49回東京モーターサイクルショー」に登場したヨシムラのCT125はアウトドア向けのコンセプトモデル。参考出品のマフラー「TACTICAL CYCLONE」に目が釘づけです。これ、商品化はまちがいなし。開発中だというマフラー音声(タブレットのDATA)を聞かせてもらったところ、ノーマルマフラーより低く力強い音色でいて静かなのです。CT125が山中や森を走るときに違和感がないような音を開発コンセプトにしていて、もちろん性能のほうもパワーUP。お値段は10万円には届かないレベルを目指すそうですよ。
ブラックアルマイト加工のクランクケースカバーです。マットな車体色に映えます。
ヨシムラのロゴ入りヒートガード(エキパイ部分)。これまでスポーツマフラーとセット販売されていたのはフラットアルミでしたが、これはクランクケースと同じブラックアルマイト加工のよう。
FRP製のメーターバイザーは純正かと見紛うデザイン。もちろんレッドもあります。
ホンダのブースではCT125の新色パールオーガニックグリーンの車体を拝見。リアキャリアとエアクリーナーのダクト口が同色です。これはグローイングレッドのCTと一緒のパターン。マットフレスコブランのリアキャリアとダクト口はブラックです。
カスタマイズされたクロスカブ110。ちょっとザラっとしたブラック単色のキャストホイールにはチューブレスタイヤが。前輪がディスクブレーキになってABSも付いています。JMS製の一七式特殊荷箱が似合うなぁ。MCショー後、4月14日発売決定となりました。アップマフラーが標準じゃないのは残念だけど、これからクロスカブが欲しくなっちゃう人が増えるね。
iRC TIRE(井上ゴム工業)もCT125を展示。履いているタイヤはブロックパターンがいかにもオフ走行向きのGP-22。オンオフどっちも走る人向き。純正タイヤ(GP-5)から履き替えたいな。
ラフ&ロードは「テントを積んで旅に出よう」が出展コンセプト。CT125に大容量アルミのトップケース(ブラケットも付属 現在開発中)や、防水仕様のシングルサイドバッグ(参考出品 2022年秋発売予定)など今後の展開が楽しみだ。
アパレル展開しているFLAGSHIPもCT125を展示。使い勝手のよさそうなサイドバッグ(今夏販売予定)が目を引きます。ファスナーを開けると開口部のマチがマジックテープになっていて大きく開く。荷物の出し入れがしやすそう。
さて、今回のMCショーはコロナ対策もあり会場が約2倍の大きさ。その広い会場を歩き回るとCT125の展示車両をそこかしこに発見しました。その人気ぶりとカスタム化が加速している様子に驚くばかり。で、とても一回ではお伝えし切れないので次回も東京MCショーの話題は続きま〜す。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!