カブ生活

ゆるカブ第百五十六回「カブで”大國魂神社”&SSTRの予習」

掲載日:2021年08月08日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

ゆるカブ第百五十六回「カブで

府中市の「大國魂神社」です。東京五輪では自転車競技(ロードレース)のコースとなり正面の鳥居をくぐる参道を何十台ものロードレーサーが駆け抜けました。参拝の際、バイクは「新西参道」の白い鳥居から駐車場へ入場できます。カブで鳥居をくぐれるとはうれしいなぁ。

幸福を呼ぶ"からす団扇"は年に一度だけ

五輪が始まる直前の7月20日のこと。府中市にある武蔵国の総社「大國魂神社」へカブで伺いました。この日は例年ならば「すもも祭」の当日です。年に一日だけの"からす団扇"を授かり、参道は縁起物の"すもも"の露店などが賑やかに並びますが今年は中止。ただし疫病退散を願う"からす団扇"だけは3日間限定で頒布されていました。

ゆるカブ第百五十六回「カブで

「すもも祭」は7月20日が恒例。今年は3日間に渡って団扇と扇が頒布されました。ちなみに"すもも"は平安時代に源頼義と義家が奥州を平定する戦に勝ったお礼に供え、境内に"すもも市"が立つようになりました。

ゆるカブ第百五十六回「カブで

神社の大鳥居前には徳川家康が奉納したといわれる大ケヤキ(樹齢約600年)が。7月の五輪自転車競技(ロードレース)では、ロードレーサーの一団が大鳥居をくぐって参道を走り抜けました。普段は自転車でも下車しないと入れませんよ。

ゆるカブ第百五十六回「カブで

大鳥居から参道をまっすぐ約180m進むと「随神門」です。五輪ではここを右へ抜けるのがコースでした。直前の20日はお詣りする方々が行き交っていましたよ。

ゆるカブ第百五十六回「カブで

本殿の前では静かにお詣りの順番を待つ人の列。お祭りを恋しく思い出す人も多かったことでしょう。

ゆるカブ第百五十六回「カブで

"からす団扇"は500円。一緒にいただいたご由緒によれば、神代の昔に農作物の害虫や災難を祓う方法として「からす扇を以って扇げ」と歳神様に教えてもらったのにちなみ、団扇や扇に"からす"を描くようになりました。玄関先に飾ると家に幸せが訪れるともいわれています。

ゆるカブ第百五十六回「カブで

カブは府中街道の「府中本町駅入口」信号前にある「新西参道」の鳥居をくぐって参拝者専用駐車場へ。バイクが駐輪できるのはありがたいです。

じつは今回、こちらをを訪ねたのは10月に開催される2021年のSSTRでポイントの指定地になったのです。わたしは10月2日に東京湾岸からエントリー予定でして、東京界わいを出発するならバイクで立ち寄る方も多いでしょう。で、その際は予め参拝者専用駐車場の場所を確かめておくのをお薦めします。「大國魂神社」は武蔵国の総社だけに敷地は広大です。駐車場からが拝殿への近道になっていますよ。

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