掲載日:2021年07月18日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
東京と神奈川の境界線にある国道20号の大垂水峠です。125㏄以下のバイクは平日だけ走行可という厄介な規制がなくなったのは2019年の秋。現在は週末でもCT125で走れます。
週末にカブで都内から西へ向かうとき、かつては迂回が面倒だった国道20号の大垂水峠。「125㏄以下 土曜・日曜・休日」の条件つき「通行不可」という規制が解除されてもうすぐ2年になります。が、峠にはカバーを被せただけの標識が残されていて、「また復活させるのでは」とウワサに花を咲かせておりました。それが今春、ようやく標識ごと撤去です。
大垂水峠は標高392m。緑濃い峠道は傍らに遊歩道もありまして、鳥の声が響き渡る清らかな森を歩くことができます。
この場所に規制の標識が立っておりました。今春までは標識にブルーのカバーが掛かっていました。道路の反対側にもあったはずだけど、落ち葉に埋もれて痕跡は見つからず。
ロードバイクの一団が通過! 相模湖方面から長い上り坂を漕いできたサイクリストをリスペクトします。ここからは下るだけです。
峠の頂上付近、「Uターン禁止」を掲げるこの場所にあった"湧水らーめん"の店は閉店。大垂水峠の石碑も消えて礎だけが残っていました。
峠道は駐停車禁止&Uターン禁止です。相模湖側に下る途中に自販機を発見。バイクを駐輪させるとしても限られたスペースです。相模湖へ向かう途中には旧車を飾る開店準備中らしき店舗(!?)があって今後が気になります。
さらに進んで「千木良小学校」の信号にて。Uターン禁止はここまで。ここと千木良駐在所前にあった規制の標識も撤去されていました。
かつて土砂降りの雨のなか、この標識に阻まれて泣く泣く迂回した思い出は忘れません。「日本二輪車普及安全協会」のアンケートに要望を綴ったこともありました。やはり道が区別なく走れる自由はうれしいし、当たり前であってほしい。二輪の通行規制解除が加速するのを切に願います。
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