カブ生活

ゆるカブ第百四十二回「CT125で富士山に会いに行く」

掲載日:2021年01月10日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

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富士山が裾野までくっきり浮かぶ眺めはおめでたくってよいですねぇ。山中湖畔です。2021年も「松本よしえのゆるカブdays」をよろしくお願いします。

都内から富士山まで一走りでCT125の燃費は?

新年一発目の”ゆるカブ”でございます。今年はカブファンが安心してカブで出掛けられる日常がやってきますように。心から平和を願っております。さて、昨年のことになりますが冬の青空に誘われてCT125で一走りしました。じつはSSTRには羽カブ号(HA02 90㏄)で参戦していたし、CT125でまとまった距離を走る機会がありませんでした。で、CTの実走燃費が気になってしかたない! 都内から一般道で富士山麓にある富士五湖(山梨県)の山中湖、河口湖界わいを往復すれば約250㎞。1日で走るにはほどよい距離です。途中の道の駅ではたくさんのバイクに混じってカブにも会えましたよ。

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原二クラスで都内から富士五湖を目指すなら国道413号(道志みち)で山中湖へ向かうのが好きという人は多いでしょう。途中の「道の駅どうし」はライダーにとって恰好の休憩ポイント。午前10時過ぎ、クロスカブ(CC110)の”ともちゃん”さんは、だんなさんとカブ2台で埼玉県の坂戸市から。ビタミンカラーのイエローがたくさんのバイクの中でも目立ちます。

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“ともちゃんのだんな”さんのスーパーカブ50(C50)は75㏄にボアアップしているそうです。武骨な”漢”らしいカブでして奥さんとお揃いのウエアがほのぼのしています。わたしのHA02と同じ緑色なので親近感がわくなぁ。

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「道の駅どうし」にはマスク姿の“チャリたぬ”君がいます。サイクリストを応援するゆるキャラのマスコットで、富士山の五合目や「道の駅 富士川」など山梨県内の7カ所に7体あるそうです。道の駅ではライダーのみなさんもマスク着用はばっちりでした。

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「ヘルメットを被ってなら」と撮影をOKしてくれた女性はCT125レッドがお似合いの美人さんなの。お顔をお見せできないのがとても残念っ!

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山中湖から河口湖方面へ移動して富士吉田市にある「新倉山浅間公園」の五重の塔(忠霊塔)を訪ねました。398段の階段を上った先に広がる絶景は外国人が思い描く”JAPAN”のイメージなのでしょう。日本人より外国の方のほうが多かった。

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なんと公園内で熊出没注意の看板を発見。地図で確認したら公園の北側は新倉山(標高1180m)をはじめ山深い地形になっていますよ。

さて、肝心の気になる燃費! 道中は概ね快適に流れていたものの富士五湖界わいでしっかり渋滞にハマり、帰宅時の都内もそれなりに混雑していました。往復251㎞を無給油(タンク容量5.3ℓ)で走って燃費は58.37㎞/ℓ。カタログ値の60㎞/ℓを越える値には及びませんが、エコライディングを意識して長い距離を走れば燃費はもっとよくなるはず。これからが楽しみです。最後に国道413号(道志みち)は真冬になると天気のよい日中でも山影の路面が凍ります。ライダーの皆さんには気温が上がる春を待ってから出掛けるのをお薦めします。

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