掲載日:2019年07月21日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
60周年記念の赤いカブがバッチリお似合い、オシャレ番長のあーちゃん(手前)です。カブに乗り始めて一年未満だけに荷物の積み方が初々しい。ベテランのナオミさん(奥)に先導されて、ツーリングキャンプは今回が初めての経験。
先日のHUB倶楽部のキャンプでのこと。参加者のなかにはカブ一年生という女性がおりまして、その初々しい姿が注目を集めていました。一夜のイベントが終わって散会という場面では、みんなが見守るなかでエンジンを始動して出発。きっと彼女はすご~く緊張していたことでしょう。
身長151㎝の小柄な彼女が原二のカブに乗ると決めて教習所に通い始めたのは約2年前。周りの仲間が知ったのはだいぶ経ってからですが、小型自動二輪の免許を取るという新しい経験に翻弄される彼女の姿がSNSに投稿されると、ライダーの知人は皆、遠い昔の自分に重ね合わせてドキドキを味わい、ワクワクしながら応援しました。
ほら、バイクが思うように扱えなくて転んだり、ちょっぴり怖い思いをした経験って誰しもそれなりにあったよね。だから彼女が無事に実技試験をパスしたときは、自分のことのように喜びました。でもって彼女が真っ先に選んだバイクがカブだったから、ますますうれしかった。どうかこれからもカブや仲間と楽しい経験がいっぱいできますようにと願います。
さて、2019年もいつのまにか半分を折り返して後半戦。今回は前回に続いてHUB倶楽部のキャンプで出会ったカブ人さんをご紹介しますね。
信州の山間のキャンプ場で開催したHUB倶楽部キャンプの朝です。約50人の参加は梅雨時キャンプにしてはなかなか。カブは9台! うれしくってニコニコです。
ようこそ、乾さん! なんと福井県からクロスカブ(CC110)でやってきたのです。今年のSSTRで出会ったのをキッカケにHUB倶楽部のキャンプに初参加。帰りは雨に濡れてたいへんだったかな。
第二十八回にご登場いただいたN田さんは関西からクロスカブ(CC110)でやってきました。背後のアクションカメラの大胆な取り付けにご注目ください。サイドの予備タンクのマウントやフロントのスクリーン内側に装着するナビ(タブレット)用ホルダーなど、ぜんぶ自作しています。(写真/野岸泰之)
昨年の秋、6年ぶりにバイク復活のタコさん。久しぶりに乗るバイクとして選んだのがクロスカブでした。ベテランライダーさんがバイクを離れた後にカブで復活というケースはけっこう多いです。
お茶目にステッカーで照れて隠してもバレバレです、上條さん。ステッカーの「ゆっくり走ろう信州路を」は「信州カブ倶楽部」(前回登場の瀧澤さんらが主宰)の標語です。前回のリヤカー付きカブで登場した瀧澤さんから頂きました。
むむ、このカブはできるゾ! ウッチーさんのカブ(90㏄)ならどこまでも走れそう。
塩ビパイプにはテントポールを収納。
船舶用のライトガードと100均の網を組み合わせたヘッドライトガード。
リアブレーキペダルにゴムを増し載せして確実にブレーキが踏めるように……などなど、個性的なカスタム実例として学びたいことがいっぱい。今夏はどこへ旅するのかな~♪
東京在住 北に新鮮な海の幸ありと聞けば、バイクで「ばばばっ」と駆けつける食いしん坊ライダー。本業は料理や食が専門のイラストレーター。愛車はカワサキ ヴェルシスのほかにオフロード車やサイドカーを所有。2011年11月、カブ90に出会う! HUB倶楽部の主宰メンバー。
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