【ホンダ PCX HYBRID】鋭い加速をもたらす強力電動アシストをわずかな重量増で手に入れた!

掲載日:2018年08月31日 試乗インプレ・レビュー    

協力:ホンダモーターサイクルジャパン
試乗ライダー・レポート/青木タカオ 写真/徳永 茂 中野英幸 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事は『ロードライダー vol.439号 』に掲載された内容を再編集したものです。

詳細写真

エンジンの始動と、モーター駆動によるアシストシステムは、48Vリチウムイオンバッテリーがエネルギー源となる。点火や燃料噴射など、エンジン制御系とモーターを統合的に司るPDU(パワードライブユニット)を介して、ACGスターターが駆動をアシストするのだ。

【上写真】バッテリーマネージメントユニット(BMU)を内蔵する48Vリチウムイオンバッテリーパック。2.6kgの単体重量で防水機能を持ってシート下トランク後方【中写真】に収納される。BMUが残量や温度などコンディションのデータをPDUへ送るのだ。

(下写真)ACGステーターで右がPCX、左がHYBRIDのもの。鉄損の少ない電磁銅板を採用することで、基本構造を変えずにコンパクトなユニットを実現し、新たなモーターを追加することなくハイブリッド化を成立させている。

消灯時にブルーの色が見えるのは、ポジションランプ裏のブラケットを青にしたからで、HYBRIDの先進性を演出する。反転液晶表示のデジタルメーターも専用ディスプレイで、チャージ、アシストレベルやバッテリー残量、走行モードを表示。

前後14インチホイールにワイドなタイヤを履くのは従来通り。ブレーキはスタンダードのPCXのような前後連動式ABSではなく、兄貴分のPCX150同様にフロント(φ220mmディスク+2ポットキャリパー)のみが作動する1チャンネルABSを採用。

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