

掲載日:2016年04月05日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/野岸"ねぎ"泰之
従来のBW’Sのイメージだった丸目2灯ではなく、立体的な非対称デュアルタイプヘッドライトを採用。ロービームはプロジェクタータイプ。
ハンドルはオフロードバイクのようなバータイプ。ナビやドリンクホルダーなど、アクセサリー類の装着もしやすい。
シャッター付きキーシリンダーはセンターにレイアウト。左の給油口はキーを差し込んで開けるタイプだ。フロントポケットとコンビニフックも装備。
独立型のメーターはフルデジタル表示で回転計や時計、燃料計などを備えるマルチファンクションタイプ。オレンジ色のバックライトは夜見やすく目に優しい。
ハンドルバーにはオフロードテイストを盛り上げるブラッシュガードを装備。冬場の風よけとしても多少は期待できる。ウインカーレンズはクリアタイプだ。
近未来的な多角形デザインを採用した特徴あるテールランプは二眼風。中央部の音叉マークがヤマハ製をアピールする。
シート下トランクは容量約29リットル。ヘルメットを入れても前部に余裕がある。トランク内にはプラグレンチを兼ねたドライバーが収納されている。
滑り止めが施されたフロアはフラットで乗り降りがしやすい。しかしフットスペースはそれほど広くなく、足の位置の自由度はあまりない。
センタースタンドに加え、サイドスタンドを標準で装備。タンデムステップはフロア後方にセットされている。
ライン状のステッチが施されたシートは高級感がある。タンデム部との段差はあまりないため、着座位置の自由度は高い。
フロント、リアともにディスクブレーキを採用。ブロックパターンのタイヤとブーツつきフロントフォークがオフロードテイストを盛り上げる。
リアサスにはスプリングのプリロードアジャスターを装備。付属のドライバーで簡単に調整できる。
価格(消費税込み)=31万8,600円
オフロードテイストからクロスオーバースタイルへ。充実の装備と洗練された外観デザインで新たなスクーターカテゴリーを切り開くBW’S125。幅広タイヤは見た目のインパクトと走りの安定感に貢献している。
■エンジン種類 = 空冷4ストロークSOHC・4バルブ単気筒
■総排気量 = 124cc
■最高出力 = 7.2kW(9.8ps)/7,500r/min
■最大トルク = 9.9N・m(1.0kgf・m)/7,250r/min
■始動方式 = セルフ式
■点火装置形式 = TCI(トランジスタ式)
■サイズ(全長×全幅×全高) = 1,910mm×765mm×1,125mm
■シート高 = 780mm
■軸間距離 = 1,305mm
■最低地上高 = 145mm
■車両重量 = 119kg
■燃料供給装置形式 = フューエルインジェクション
■燃料タンク = 6.5L
■乗車定員 = 2名
■FRタイヤ = F 120/70-12 51L R 130/70-12 56L
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!