

掲載日:2015年07月01日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/野岸“ねぎ”泰之
フロントカウルには大胆にクリアパーツが配され、キラキラ感が漂う。上側はウインカー、下部にはポジションランプを装備。
メインキーにはいたずら防止のシャッターを装備。シートオープンやハンドルロック、給油口のオープンが1ヵ所で可能。
中央に大きく回転計を配し、スポーティなデザインのメーターパネル。LCD部分は燃料計のほか、時計やバッテリー電圧も表示できる多機能タイプだ。
STOP&GOシステムと呼ぶアイドリングストップ機構はスイッチでオンオフが任意に設定可能。アイドリングからエンジン停止までの時間もユーザーが設定できる。
フロント内側にはポケットとコンビニフックを備える。左側にあるのは給油口で、メインキーの操作でキャップがオープンできる。タンク容量は5.8L。
シートの前端下にも第2のコンビニフックを装備し、買い物に便利だ。脇には誇らしげにMADE IN TAIWANのステッカー。
シートはスポンジを厚めにし、クッション性を高めているため、タンデムも快適。グラブバーの剛性は高く、後部シートに荷物を固定する際にも役立つ。
シート下のメットインスペース。広さは十分だが浅めのため、収納できるヘルメットのサイズはきちんと確認したい。
センタースタンドは軽い力で掛けられるよう工夫された独特の形状のもの。サイドスタンドも標準で装備する。
フロントには200mm径のディスクブレーキを装備。タイヤサイズは前後共に3.50-10となっている。
フロアは比較的広く、滑り止めデザインも施されている。前方に足を出せるスペースもあるため、ポジションには余裕がある。
新開発のXCエンジンは7.4kw(10.1PS)/8,000rpmを発生、キックアームは装備していない。リアサスは5段階に調整が可能なツインタイプ。
価格(消費税込み) = 28万5,120円
※表示価格は2015年6月現在
新開発のXCエンジンを搭載。さらに新機能「STOP&GOシステム」を採用し、高い環境性能と動力性、低燃費を実現。台湾スクーターの新時代を予感させる1台だ。
■エンジン種類 = 空冷4サイクル単気筒
■総排気量 = 124.6cc
■ブルーメタリック、ブラック、ホワイト
■最高出力 = 7.4 kW[10.1 PS]/ 8,000rpm
■最大トルク = 0.97 kgf-m / 6,500rpm
■始動方式 = セルフ式
■サイズ = 全長1,800×全幅735×全高1,110mm
■車両重量 = 122kg
■点火方式 = トランジスター式
■燃料タンク容量 = 5.8L
■乗車定員 = 2名
■Fブレーキ = 油圧式ディスク
■Rブレーキ = 機械式リーディングトレーディング
■F/Rタイヤ = 3.50-10
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!