スズキ アドレスV50(2015)
スズキ アドレスV50(2015)

スズキ アドレスV50(2015) – 新開発エンジンを搭載し、走りと低燃費を両立

掲載日:2015年06月24日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/野岸“ねぎ”泰之

スズキ アドレスV50(2015)の特徴

スズキ アドレスV50(2015)の画像

多彩な収納&積載機能と
航続距離増大で実用性がアップ

今回のモデルチェンジでもっとも注目したい変更点がエンジンだ。新たに採用されたのは、「SEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)エンジン」と呼ばれる、スズキ独自の最先端技術を採用した低燃費エンジン。先にモデルチェンジした同社のレッツシリーズに搭載されたものと同じもので、コンパクトさを継承しながら燃費性能の向上を目指し、吸気ポート形状の最適化やフリクションロスの低減などにより、定地燃費値で73.0km/L、WMTCモード値で53.8km/Lという、50ccスクータークラスでトップレベルの燃費性能を実現している。合わせて燃料タンク容量を従来モデルの4.5Lから4.8Lに増量したことで、航続距離はさらに伸びている。

スズキ アドレスV50(2015)の画像

スタイリングは前モデルを踏襲したもので、直線を基調としたデザインはスポーティでスマートな印象。スリムな車体は装備重量で73kgと、こちらも国内50ccスクータークラスではトップレベルの軽量ボディとなっている。もともと軽めの車体だからスタンド掛けは容易だが、シートの下に手を掛けることができるスタンドグリップを装備しているため、軽い力でスタンドを掛けることが可能だ。

スズキ アドレスV50(2015)の画像

ユーティリティでは、収納や積載に多くの工夫がされているのに注目したい。シート下のトランクスペースはフルフェイスヘルメットを横向きに収納できる大容量タイプ。フロントのインナーラックは開口部が広く容量も大きいので、使い勝手がいい。さらに、リアキャリアを標準で装備するのに加え、“かばんホルダー”と呼ぶ大型のフックを備えているため、持ち手の太いかばんも掛けることが可能。加えてシート前部の足元にはU字ロックを収納するスペースが設けられている。これなら、通勤、通学で荷物が増えたとしても余裕を持って対応できるだろう。

スズキ アドレスV50(2015)の画像

スズキ アドレスV50(2015)の画像

スズキ アドレスV50(2015)の試乗インプレッションは次ページにて

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索