



掲載日:2013年09月20日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/河合宏介

ヘッドライトは35W/35W。フロントフェイスには、LEDのポジションランプとウインカーがV字型に配置されている。

中央に大きく表示されるアナログの速度計。その下に燃料計が液晶で表示され、右脇のスイッチを押すごとに、時計、積算計、距離計の表示が切り替わる。

アルミキャストホイールに、チェンシンのチューブレス/バイアスタイヤを履く。ブレーキは、φ190mmのディスクと、ニッシンの片押し2ポッドキャリパーの組み合わせ。

左ハンドルには、上からヘッドライトのHi/Lo切り替え、真ん中にホーン、一番下にプッシュキャンセル式のウインカーの順番でスイッチが配列されている。

ハンドル右側は、セルモーターとアイドリングストップの切替ボタンがある。アクセルグリップは握りやすい太さで、よく手に馴染む感触だ。

車体と一体化したシャープな形状のテールランプ。ウインカーはバルブ(10W)だが、ブレーキとテールランプはLED。

タンデム走行でも余裕あるロングタイプのシート。着座面と同じ高さにキャリアがあるので荷物が載せやすい。そのキャリアには荷がけフックとボックス取り付け用のボルト穴があいている。

先代リードよりも2リットル増え、37リットルになったシート下のメットインスペース。前方にヘルメットホルダーが2カ所、後方に冷却水の確認窓と給水口がある。

突起物がなくフラットなステップフロアなので、足元の自由度が高い。アルミ製のタンデムステップは可倒式。

メインスイッチ脇のボタンを押すと、給油口のカバーとシートが開く。350ccのペットボトルが入れられるサイズの小物入れと、買い物袋やバッグなどがかけられる可倒式のバッグホルダー。

明らかに控えめな音質のマフラー。その前方には、ラジエーターがある。リアサスペンションはシンプルなモノサスなので、カスタムのコストも低くできる。

低フリクションと優れた燃費性能、そして環境性能にも配慮したグローバルエンジン「eSP」。電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)とアイドリングストップシステムの組み合わせで、51.0km/L(60km/h定地走行テスト値)という優れた燃費を実現する。
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