最新モデル試乗速報 ホンダ リトルカブ

掲載日:2011年02月01日 フォトTOPICS    

撮影・文/バイクブロス×マガジンズ編集部 ウンノリョウジ

ハンドルはカブシリーズでおなじみ、緩やかな曲線が印象的な優しいデザイン。ウィンカーやメーター、ヘッドライトなどが埋め込まれた一体型を採用している。

不朽の名車カブシリーズより
人懐こさを備える末っ子リトルカブ

ホンダのカブと言えば、日本が世界に誇るベストセラーである。バツグンの始動性とタフな走りは、移動手段から未舗装路での運搬作業まで、シチュエーションを問わず活躍してきた。誰もが信頼を寄せるカブシリーズはこれまで様々な派生モデルを生み出してきたが、今回は最も親しみやすいシティユースモデルとして人気を集める、リトルカブにスポットを当ててみよう。愛らしいボディの曲線やシンプルなデザインが、若年層や女性にも好評なリトルカブとは、いったいどのような資質を持っているのか。

今週公開の試乗インプレッションに先立ち、今回はフォトトピックスをお届けしよう。

フォトTOPICS(写真点数/11枚)

01エキゾーストパイプ内にはキャタライザーを装備し、よりクリーンな排ガスを実現。排気音は極小に抑えられ、深夜や早朝の使用でも騒がしくないのはユーザーにとっもて大きなメリット。

02Honda自慢の4ストロークエンジンに、PGM-FIを搭載。PGM-FIとはコンピュータが走行状況に応じて燃料を効率的に使うシステム。余分な排気ガスを抑えると共に、坂道発進や加速の時にはゆとりあるパワーを発揮する。

03簡単操作の自動遠心クラッチ&4段リターン変速(セルなしモデルは3段リターン変速)。停車時のみトップギアでさらに踏み込むとニュートラルに戻る。

04左グリップにレバーはなく、ロー/ハイビームの切り替えと、ホーンのスイッチのみ。アクセルとブレーキに加え、ウィンカーも右手だけで操作できるのはカブの伝統だ。

05ヘッドライトケースに埋め込まれたシンプルなメーターパネル。右上にあるオレンジ色のランプは、新たに採用されたPGM-FIの異常を知らせる警告灯。

06チェーンには水や泥、異物の噛み込みを防ぐチェーンカバーを備えている。たるみ具合は中央下部の黒いフタを外して、小窓から中の状況を確認する。

07フロントブレーキはドラムタイプで、調整が行いやすいワイヤー式。ボトムリンク式のフロントサスペンションを採用することで、路面からの衝撃を吸収し、乗り心地に不満はない。

08ハンドルを左に切ると、フロントフェンダーの後部側にハンドルロックが顔を出す。メインキーを直接差し込んでロックする最もシンプルなタイプを採用している。

09シート下は3.4Lのガソリンタンク。前方にカギ付きの給油口、後方に燃料系が備えられているが、燃料の残りがある一定値より下回ると、メーターパネルの警告灯が点灯する。

10よりカブらしいフォルムを生み出しているレッグシールドは、ヒザ付近の寒さに対して効果バツグン。右側には小さなバッグや買い物袋をぶら下げる荷掛けフックを装備。

11ヘッドライトの下で輝く『LittleCub14』のエンブレム。ちなみにタイヤサイズが17インチのカブに対して、リトルカブは小径となる14インチを採用していることが「リトル」たる所以。

試乗インプレッション「ホンダ リトルカブ」はコチラをチェック!

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