ホンダ リード125
ホンダ リード125

ホンダ リード125 – クラス最大容量のメットインスペース

掲載日:2013年09月20日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/河合宏介

ホンダ リード125の特徴

ホンダ リード125の画像

さまざまな荷物に対応する収納スペース
街になじむ落ち着いたスタイリング

スクーターには実用性が欠かせない。リード125の実車を目の前にすると、洗練されたデザインに、ライダーが求めるユーティリティに応える装備が着実に用意されていることが伝わってくる。そのひとつが、メインキーと連動して給油口のカバーとシートが開くスイッチが新設されている点だ。鍵の抜き差しが不要で、スイッチ操作で給油口やシートを開くことができる。シート下のラゲッジボックスは、およそ37リットルというクラス最大容量を誇り、B4サイズのバッグや、エアインテークなど突起のないヘルメットなら2つ同時に収めることもできる。優れた収納を実現したシートまわりのデザインは、リードらしいボリューム感のある外観で、どこか懐かしさを感じる造形でもある。気になる点は、収納力を高めるため若干シート幅が大きく感じる点であり、その影響のためか足付き性にもう少しゆとりが欲しいと感じた。

ホンダ リード125の画像

シート座面と同じ高さに設置されたリアキャリアも、積載性に大きく貢献している装備だ。このキャリアには、荷がけフックが4ヵ所あるので、積み荷の安定性がバツグンに良い。取り回し時にはグリップとしても利用でき、実際、撮影では重宝した。なお、キャリアにはボルト穴が開いていて、リアボックスやバックレストの取り付けなどの拡張が容易になっている。

ホンダ リード125の画像

先代モデルではL字型のフックだったバッグホルダーは、バッグの持ち手の脱落を防ぐDリング形状に変わった。さらに嬉しいことに、別売りだったサイドスタンドが標準で装備された。センタースタンドの踏み込み部分は形状がいいのか、とても軽くかけられるように感じた。少しだけ気になったのは、フロントボックス。350ccのペットボトルに合わせて作られたかのような、開放口が狭く奥に深い形状をしているので、ペットボトル以外の物の収納には使いにくいと思う。

ホンダ リード125の試乗インプレッションは次ページにて

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索