

掲載日:2012年11月07日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/河合宏介
5/35Wのハロゲンバルブで照らす横に2灯並んだ丸形のヘッドライトは、ハイビームでは写真のように左側だけ、ロービームでは右だけ点灯する。
シンプルで認識性の良い、小振りなアナログ式のスピードメーターと燃料計。正面から見ると、ゼッケン風のメーターカバーになっている。積算計の5桁めと6桁めの色が揃ったら、オイル交換の目安になる。
フロントはφ180mmウェーブ形状のディスクローターに、印象的な赤いキャリパーを組み合わせ、確実な制動力をする。それを支えるフロントフォークは、φ42mmと大口径だ。
ハンドル左側のスイッチは、上からハイ/ロー切り替え、プッシュキャンセル式のウインカー、そしてホーンスイッチという一般的な配列なので操作しやすい。
ハンドル右側の操作ボタンは、シンプルにセルモーターのみ。フロントブレーキレバーだけ、転倒時に先端で折れるように切れ込みがある。
メインキーには盗難を抑止するキーシャッターがあり、キーの操作でハンドルロックとシートのオープンができる。フロントのポケットは、500ccのペットボトルが納まる実用的なサイズ。コンビニフックは折りたたみ式なので、使わない時には収納できる。
ダブルサイズの長いシートと大型のキャリア。表面は滑らず、適度なホールド感がある。
ヘルメットボックスの容量は、余裕の約23リットル。メットを外掛けできるホルダーを2個装着している。
まるでスーパースポーツのような、エッジの効いたテールランプと、ホワイトレンズのウインカー。大型で丈夫なリアキャリアがワイルド感を醸し出す。
ステップフロアの中央に給油口があり、燃料タンクの容量は4.5リットル。給油時にシートを開ける必要がなく、かつ低重心化に貢献している。
リアのサスペンションは、左側の片持ち。黒でまとめられたリア周りに、スプリングの赤色が足元のアクセントになっている。センタースタンドは軽く掛けやすい。安心のキックペダル付き。
マフラーは、排気口が見えないほどフルカバードされている。5本スポークのホイールは、右側のセンターでロックされている。エンジン右脇、画像の右に見える丸い部分が水冷のラジエーター。
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