

掲載日:2012年05月29日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/河合 宏介
キムコは1963年に誕生した台湾のバイクメーカーで、設立後より世界市場を見据えた積極的な商品開発と販売展開をしてきたグローバルメーカーである。今では、その技術力とデザイン性が高く評価され、世界50カ国以上で愛されるメーカーへと成長している。もちろん、日本にも原付からビックスクーターまで、バリエーション豊かなモデルが上陸している。
そんなキムコがリリースした「レーシング125Fi」は、その名の通りスポーツ走行を意識し、スクーターの弱点であるバンク角の浅さを克服し、最大37°という深いバンク角を実現したモデルだ。登場以来、日本をはじめ各国のスクーターレースでめざましい活躍を見せている一方で、高い動力性能だけではなく、明るいヘッドライトや大容量のメットインスペースなど、都市部のコミューターとして必要な機能も兼ね備えている。そう、サーキットからストリートまで、シーンを選ばず活躍できるスクーターなのである。4色あるボディーカラーから、今回は落ち着いた雰囲気のガンメタリックを選んだ。ストリートで、その実力をチェックしてみよう。
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