
掲載日:2009年06月10日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
約35リットルという数字だけでは分かりにくい、ということで日本最大級(?)の厚みを誇るバイク情報誌「バイクブロス首都圏版」を収納してみました。その結果、なんと12冊(1年分)をシート下に収納できました。この状態でもまだスキマがあるため、ちょっとした小物程度ならば詰め込むことが可能です。これだけ収納できるなら、日帰りだけでなくキャンプツーリングにも対応できます。リードで旅するのも面白いかもしれませんよ。
圧倒的な容量を誇るリード110のシート下収納ですが、幅や深さだけでなく長さも相当なもの。「テニスラケットが入る」という話を聞いていましたが、編集部にあった撮影用三脚(約70cm)もすっぽりと収納できました。燃料タンクを床下に配置した効果は絶大で、この広さはほとんどビッグスクーター並みとも言えるレベル。これだけの長さがあれば、魚釣り用の竿でも収納できます。釣りファンにも最適なスクーターとしてもおすすめです。
「原付スクーター」と言うと、どうしても「足バイク」的な見方をされてしまいますが、速度制限が解除される原付2種ともなると、大きく遊びの幅が広がってきます。その中でもリード110は、落ち着きのある走りと余裕の収納力で、ツーリングバイクとしての素質も秘めています。比較的スポーティなイメージの原付2種が多い中、上質感のあるリード110は、幅広い適応力を持った優等生。足だけに収まらない原付が欲しいライダーに、おすすめできる1台です。
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