掲載日:2011年11月09日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
125 DUKEは、オーストリアのKTMが発売するネイキッドタイプのスポーツバイクです。690 DUKEなどビッグバイクのようなテイストを目指して設計し、125ccという小排気量でありながらそれを意識することのない質感や存在感に仕上げてあります。車両の外観に関しては、まずコンパクトなリアエンドが特徴です。また、そのほかのディテールや全体のスタイリングも125 DUKEならではの個性的なもの。それでいて、ひと目でKTMのバイクだとわかるデザインとなっています。
エンジンは、モトクロス用のユニットをベースに新開発した水冷DOHCの単気筒です。鍛造ピストンが収まるシリンダーの内径は58mm、ピストンのストロークは47.2mmで総排気量は124.7cc、燃料供給にはボッシュの電子制御フューエルインジェクションを用いています。最大トルクは8000回転で12Nmを、最高出力は10500回転で11.3kWを発生。そのエンジンパワーは、6速のトランスミッションを介して150/60R17のリアタイヤへと伝えます。
車体サイズは全長2029mm、全幅836mm、全高1267mm。大人が乗ってもゆとりのあるライディングポジションとしています。車重は燃料を含まない半乾燥状態で118kg。燃料タンク容量は11Lを確保してあります。メインフレームはKTMが得意とするクロモリ鋼のチューブラータイプで、表面はパウダーコート仕上げです。はしご形のフレームを低く配置することで、シートハイトは無負荷状態で810mmに抑えました。フルサイズの車体を支えるサスペンションは、フロントフォークにWPが開発した43mm径の倒立フォークを、リアにはプリロード調整が可能なWPのモノショックを採用しています。
扱い切れる性能で、ビギナーからベテランまで、女性男性を問わず自在に操れるのも125 DUKEの魅力です。ファンライドはもちろん、バイクの新しい遊びや楽しみを追求するにもうってつけの一台ではないでしょうか。
125ccの空冷単気筒エンジンを搭載するスーパーモタードスタイルのスポーツバイク。ホイールはフロント、リアともに14インチ。車体もコンパクトで扱いやすい。
YZF-Rシリーズのコンセプトを受け継ぐ125スーパースポーツ。フルサイズの車体に4ストロークの水冷エンジンを搭載。ミッションは6速、フロントキャリパーはブレンボ製。
ヒョースンの125ccスーパーモタード。エンジンは空油冷の4ストローク単気筒で、出力は10kW、タイヤは前後ともに17インチ。フィールドを選ばず多彩な走りが楽しめる。
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